【保存版】インスタグラム広告(Instagram広告)の出稿方法、基本設定マニュアルについて

運用ノウハウ・インサイト
シェアコト編集部
Instagramは新しい投稿面をローンチ後のあと、その投稿面にもあとから広告出稿できるようにするというアップデートのパターンが多く、現在ではフィード・ストーリーズのほかにもリール・ショップ・発見タブなどのさまざまな投稿面で広告を出すことが可能です。

Instagram広告とは?こちら↓

【2024年最新版】効果的なInstagram広告出稿基本から応用まで!

Instagramの投稿形式について詳しくはこちら↓

【徹底解説・2024年最新版】Instagram投稿(通常・ストーリーズ・リール・IGTV・インスタライブ)の特長と使い分けについて

この記事では、広告出稿までの設定手順や、あわせて覚えておくと便利な広告に関する用語をまとめました。

広告出稿前の事前準備については、こちら↓

【2024年最新版】効果的なInstagram広告出稿基本から応用まで!

広告設定は、以下図式のように三段階に分かれて行います。
上から順に、【広告キャンペーン】では目的設定を行い、
【広告セット】では、広告の配信期間(スケジュール)、出稿金額(予算)、ターゲット等を設定します。
【広告】では、リンク先や出稿する際に重要となるクリエイティブ素材、CTA、リンク先等を設定します。

広告の作成・設定方法は、全部で3パターンあります。
詳しく見ていきましょう。

(1)Instagramから直接広告を作成する方法

プロフィールをプロアカウントに切り替えると、Instagramアカウント(アプリ)からフィード投稿やストーリーズを宣伝できるようになります。画面の遷移に則って、直感的にターゲットや予算を設定し、配信できるため、初心者向けです。

(2)Facebookページから広告を作成する方法

Facebookページを管理している場合は、そのページにInstagramアカウントをリンクできます。ページから広告を作成すると、その広告をFacebookとInstagramの両方に掲載することができます。

(3)広告マネージャから広告を作成する方法

広告マネージャには、FacebookやInstagramで広告を作成するためのツールが用意されています。

いずれのツールも、プロアカウントへ切り替え後にInstagram広告の作成に利用できます。
さらにInstagramから直接広告を掲載したり、逆にFacebookページから広告の作成や、広告マネージャで広告を作成する場合も管理しているFacebookページとInstagramアカウントをリンクする必要があります。

今回は、③の広告マネージャーから広告を出稿・作成する方法をご紹介します。

広告マネージャにて、広告アカウントを開き、「+作成」をクリックします。

キャンペーンの目的を、Instagram広告に対応している下記の内から選択します。

任意のキャンペーン名を記入

任意のキャンペーン名を記入

通算予算:予算額を使い切るまで、または広告の終了日まで、広告の掲載
1日の予算の選択:広告の掲載期間中に、1日当たりの金額を超えた額

期間:Instagram広告の掲載開始日、掲載終了日をどちらか選択

Facebookユーザーの情報を元にInstagramユーザーへのターゲティングがされます。
オーディエンスの設定の「編集」をクリックし詳細にターゲットを絞ります。

  • カスタムオーディエンス (類似オーディエンスもここで設定可)
  • 地域:日本、都道府県、区、市
  • 年齢:全て、男性、女性
  • 性別:18〜65歳以上

事例をもとに、実際のターゲット設定後の画面を見てみましょう。

(例)
グミ好きの若者ユーザーへ投稿を届けたい場合

地域:日本
年齢:20-29
性別:男性、女性
詳細なターゲット設定:グミ・食品

Instagram広告だけの場合、「Instagram」のみにチェック

広告配信の最適化対象

1 .リンクへのクリック
広告をクリックする可能性の高い人に広告が配信されます。

2.スレッド
メッセージであなたとのスレッドに参加する可能性が高い人に広告 が配信されます。

3.リード
リードをできるだけ多く獲得できるように広告が配信されます。

キャンペーンを作成したFacebookページに紐付いてFacebookページが自動選択されているので、間違いがないか確認。

既存のInstagramアカウントがある場合、そのアカウントで問題ないか確認します。

・画像、動画、カルーセル、コレクションの4つから選択
・ウェブサイトURL :ユーザーがクリックした先のWEBサイト

 

画像・動画を選択

最後に、「公開」を押下して、広告の審査を待ちます。
無事、審査が完了し、広告の内容に問題がないと認められれば、設定完了です。
配信の日時になったら広告画面上で、「アクティブ」になっているか確認しましょう。

それぞれのマーケティングファネルごとに、Instagram広告でアプローチできる設定(キャンペーン目的)が存在します。
目的は、正しく設定することが重要です。

ブランドの認知度アップ

広告の記憶が残る見込みがもっとも高い人に広告を表示します。

リーチ

できるだけ多くの人に広告を配信します。

トラフィック

ウェブサイトへのアクセスを増やすための広告を作成します。

エンゲージメント(投稿に対してのエンゲージメント)

ページへのいいね!やコメント、シェア、動画再生、写真の閲覧を増やすための広告を作成します。

アプリのインストール

モバイルアプリのインストールを増やすための広告を作成します。

動画の再生数アップ

動画の広告を作成して再生数を増やします。

リード獲得

広告をタップした人に、質問に対する回答をフォームに記入してもらいます。
名前やメールアドレス、その他の関連情報を入力するようリクエストができます。

メッセージ

広告を見た人がMessengerやInstagramでアクションを実行できる広告を表示します。

コンバージョン

ウェブサイトでの特定のアクションを増やすための広告を作成します。広告のパフォーマンスをチェックするには、ピクセルが必要です。
コンバージョン測定参考
https://www.facebook.com/business/a/online-sales/conversion-tracking

カタログ販売

ターゲットオーディエンスを使用して、カタログからのアイテムを含む広告を表示します。

来店数の増加

実店舗への来店の見込みが高い人に対し、近隣エリアにいるときに広告を表示します。

広告の成果を推し量るためには、以下の用語を押さえておく必要があります。ぜひ覚えてくださいね。

Instgaram広告を出稿するときの費用形態の1つで、クリック1回あたりの費用のことです。

つまり1,000インプレッションあたりの広告単価という価格形態のことです

Instagram広告が表示された際のクリックされる割合を表します。クリック数÷インプレッション数で算出できます。

ファン一人あたりの獲得単価を表します。ファンを獲得するのに費やしたコストの総額÷獲得したファン数で算出できます。

Webサイトへのアクセス数(ページビュー、ユニークユーザー数)のうち、コンバージョン(商品購入、資料請求、会員登録など)に至った割合です。

Instagram広告が表示された回数のことです。Instagram広告が1回表示されたら1インプレッションです。表示回数、imp、impsと呼ばれることもあります。

リーチとは、広告の到達数のことで、ユニーク数でカウントされます。
Instagram広告が1人のユーザーに2回表示されたら、リーチは1、インプレッションは2となります。

Instagram広告や、その設定方法について、いかがだったでしょうか?
Instagram広告は少額からターゲットを絞った出稿が可能です。アカウントを運用する中でリーチに伸び悩んでいる…等とお悩みの方には、ぜひ広告出稿をお勧めします。
弊社では、適切な広告運用のご提案から実施まで対応可能です。Instagram運用・広告などでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

LINE広告とは?メリットや配信時のポイントまで解説!

LINE広告とは何か?ということから、配信する際に意識するポイントや簡単な申し込みフローをご紹介しています。

タップして詳しく見る

LINE広告運用】設定時の注意事項や成果改善方法についてご紹介!

LINE広告における設定時の注意事項や、運用時の成果改善方法についてご紹介しています。

タップして詳しく見る


『シェアコト』のInstagram運用サービス!