【2025年最新版】Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムを徹底解説!リール編

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シェアコト編集部
Instagram(インスタグラム)でアカウントを運用するには、品質が担保されたコンテンツを投稿してユーザーとコミュニケーションをとることも大切ですが、前提としてアルゴリズムの理解も重要です。

Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムとは、ユーザーにどんな投稿を何回表示するかを決定するための仕組みです。
その仕組みを無視して投稿を続けても、投稿が露出したりフォロワーが増えたりすることはむずかしいと言えます。

本記事では「アルゴリズムとは何か、なぜ重要なのか」「アルゴリズムにより優先的に投稿が表示される要素は何か」を説明していきます。

アルゴリズムを理解して運用を始めれば、アカウントを伸ばすことができるでしょう。

Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムを大きくフィード・ストーリーズ・リールの3つに分類して、今回はストーリーズのアルゴリズムについて詳しく解説します。

Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムとは、投稿の表示順を決めるための仕組みを指します。
投稿が表示される順番はユーザーごとに最適化されており、表示アルゴリズムを理解することで、ユーザーに投稿を届けやすくなります。
アルゴリズムは1つのルールによって管理されているわけではなく、さまざまな要素によって決定されています。場所や時間などの使われ方によっても異なり、利用方法に適した独自のアルゴリズムを採用しています。

リールは、短尺の動画や写真に音楽やエフェクトを追加して投稿する機能です。基本的には90秒以内の短い動画を指しますが、15分以上の動画もリールとして扱われています。(2025年2月現在、3分までの動画が投稿可能になりました。)リールタブは新しいコンテンツの発見を目的としており、フォローしていないアカウントの投稿が多く表示されるようになっています。また、音声をつけることで、フィードのカルーセル投稿もリールタブに表示されるようになりました。

2025年1月21日アダムモッセーリ氏のInstagram(インスタグラム)の投稿から、リール投稿に関するアルゴリズムの※Instagram投稿より一部抜粋。

Instagram(インスタグラム)には大きく分けて2種類のアルゴリズムを構成するランキングがあります。一つはフォローしているアカウントへのリーチ、もう一方はフォローされていないアカウントへのリーチです。

そして、どちらに対しても最も重要なシグナルが3つ存在します。

  1. 平均視聴時間(視聴時間)
  2. リーチあたりの「いいね!」数(いいね)
  3. リーチあたりの送信数(シェア)

中でも、フォロワーに対しては「いいね」がやや重要であり、非フォロワーに対しては「シェア」がやや重要とされています。
また、「視聴時間」に関してはどちらにとっても最も重要なシグナルとなります。

つまり、Instagram運用者がリール投稿をする上で重要視すべきインサイトの数値は、平均視聴時間とリーチあたりの「いいね!」数、リーチあたりの送信数の3つです。特に、フォロワーへのリーチ数増加には「いいね数」を、非フォロワーへのリーチ数増加には送信数(シェア数)を重要視することが必要であると考えられます。

Instagram(インスタグラム)のリールにおけるシグナルとは、アルゴリズムが投稿の質を判断するための判断基準のことです。シグナルを理解することで、投稿の評価基準を予測し、より効果的な戦略を立てながらInstagram(インスタグラム)の運用を進めるができるようになります。

以下では、リールで重要なシグナルの項目について説明します。(重要度順)

  • あなたのアクティビティ

直近の間で「いいね!」、保存、再シェア、コメント投稿など、反応を示したリール動画などが挙げられます。上記のシグナルは、関連性が高そうなコンテンツを見極めるのに役立ちます。

  • 投稿者とのやり取りの履歴

リール動画は見ず知らずの人が作成したものが大半ですが、関わりを持ったことがある投稿者の場合、その投稿者の投稿に対するおおまかな興味の度合いがわかります。

  • リール動画に関する情報

動画のコンテンツに関するシグナルを指します。動画で使われているオーディオトラックや映像にくわえ、動画の人気度なども含まれます。

  • 投稿者に関する情報

幅広い投稿者の中から魅力的なコンテンツをサーチし、誰もがオーディエンスを見つける機会を得られるよう、フォロワー数やエンゲージメントの度合いなど人気度のシグナルを考慮します。

アダムモッセーリ氏のInstagram(インスタグラム)の投稿から、リール投稿に関するベストプラクティスが発表されました。
Instagramより。(一部抜粋)

  1. ウォーターマークやロゴを入れない
    動画内に入っているとリーチ数が減少する可能性があるようです。
  2. 動画の尺を3分以内にする
    リーチを伸ばすことに役立つとされています。
  3. 音楽/音声を加える
    トレンドの音楽である必要はなく、何かしら音楽をを加えることで投稿が伸びやすくなるとされています。
  4. 一貫したテーマで、定期的に投稿する
    アカウントをフォローすることで何が得られるかが明確であることで、ユーザーにフォローされる可能性が高くなります。投稿頻度は、最低でも1週間に1回と説明しています。
  5. 様々な投稿を実験する
    今ユーザーからの反応が好調なコンテンツだとしても、数ヶ月後も同じ反応を獲得できるとは限りません。そのため、日頃からコンテンツの模索を行うことが推奨されています。
    その際にフォロワー以外に投稿を発信することのできる「トライアルリール」を用いることで、既存フォロワーの離脱を抑えることができるとされています。


上記に加えて、フォローしていないアカウントにコンテンツを表示させ、リーチ数を増加させていくためには、以下の2点も合わせて注目していきましょう。

  • オリジナルコンテンツを投稿する
    オリジナル投稿が評価される上でアグリゲーターアカウントはおすすめに表示されなくなる規制も追加されました。他アカウントの投稿を30日に10回以上リポストするとこの規制の対象となるため運用の際には注意が必要となります。
  • アカウントが良好であることを確認する
    プロフィールとアカウントの状態が問題ないかどうかを、プロフィールの設定から確認します。

今回はInstagram(インスタグラム)における、リールのアルゴリズムについて詳しく解説しました。

「インスタグラムのアルゴリズムってどうなっているの?」とお悩みの方は、今回紹介するアルゴリズムに基づいて運用をしてみるのがいいでしょう。

ぜひ今後のInstagram(インスタグラム)運用の参考にしてみてください。

※この記事は以下出典を参考にしております。
出典元:https://twitter.com/fbbusinessjp/status/1675768962074951681

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