インスタグラム(Instagram)のアクティブユーザーは6億人以上となり、国内企業はアパレル以外にも飲料メーカー・住宅・地方自治など多くの企業がインスタグラム開設を行っております。Instagram Stories(インスタグラム ストーリー)の機能追加(スタンプ・LIVE)などの気になる最新情報をまとめました。
目次
1.月間アクティブ利用者数が全世界で6億人を突破
2.インスタグラム ストーリーにおける広告の運用を開始
3.インスタグラム ストーリーズのライブ動画が日本でも利用可能に
4.ダイレクト機能でインスタグラム ストーリー投稿のシェアが可能に
5.インスタグラム ストーリーでスタンプや投稿まとめ保存などの機能を追加
6.お気に入りの写真や動画の保存機能を追加
7.コメントに「いいね!」機能、投稿ごとにコメント欄をオフ機能を追加
その他アップデート情報
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1.インスタグラムの月間アクティブ利用者数が全世界で6億人を突破
2016年12月に全世界の月間アクティブ利用者数が6億人を突破したことを発表しました。2016年6月(5億人突破発表)以降、新たに加わった1億人はこれまでで最も速いペースで増加しました。ユーザー・企業ともに注目のSNSとなっていることも2014年12月に3億人を超えてから2年間で倍増につながっているのではないのでしょうか。
インスタグラムによれば、アジア地域における利用者の増加がこの成長を牽引しており、インスタグラム ストーリーズなどの新機能(タグ付け・チェックイン・ライブ機能など)や、利用者にとって関心度の高いコンテンツから順に表示するフィードの導入が大きく貢献しているとのこと。
2.インスタグラム ストーリーにおける広告の運用を開始
投稿内容が24時間で自動的に消えるInstagram Stories(インスタグラム ストーリー)。Instagram Stories(インスタグラム ストーリー)は1日1億5000万人以上の利用者数を突破し利用するユーザーが拡大している。インスタグラムは、このインスタグラム ストーリーの合間に、広告動画をつける提供を開始すると発表した。
資生堂、ナイキ、ユニリーバの「ダヴ」、ゼネラルモーターズ、エアビーアンドビーなど30を超える広告主がInstagram Stories(インスタグラム ストーリー)内で広告を試験運用をしています。今後数週間内にグローバル展開していく予定で、順次日本でも広告配信が可能となる。
インスタグラム ストーリーの広告
ユーザーがInstagram Stories(インスタグラム ストーリー)で写真や動画をスワイプすると、広告が断続的にフルスクリーンで表示されるようになります。
インスタグラム ストーリーのインサイト
Instagram Stories(インスタグラム ストーリー)に関するリーチ、インプレッション数、返信数などのインサイトを閲覧できるようになります。広告主に限らず、ビジネスプロフィールを利用しているアカウントであればどなたでも閲覧可能だ。
インサイトを見ることで、フォロワーに関する情報や、どの投稿の反応が良かったかなどをインスタグラムのアプリから簡単に確認し運用に生かすことができる。
3.インスタグラム ストーリー、ライブ動画が日本でも利用可能
日本国内の利用者に向けて「インスタグラム ストーリー(Instagram Stories)」のライブ動画を導入開始しました。インスタグラムは2016年11月21日(米国時間)に機能追加を発表し、企業にとってはより気軽にフォロワーとコミュニケーションをとることが可能となりました。
①:ライブ動画を配信するには、ストーリー専用カメラを選択
②:撮影画面からライブモードを選んで「ライブ配信を開始」をタップ
ライブ動画は終了後に自動的に消去されるため、企業はいつでも気軽にライブ動画をシェアすることができます。
4.ダイレクト機能でインスタグラム ストーリー投稿のシェアが可能に
インスタグラムのダイレクト機能は、全世界で毎月3億以上もの利用者に使用されています。アップデートにより、特定のグループや個人に向けてインスグラム ストーリー投稿をシェアできるようになりました。送信された写真や動画は、受け取った側の利用者が一度閲覧をすると自動的に削除されます。
5.ストーリーでスタンプや投稿まとめ保存などの機能を追加
インスタグラム ストーリーでスタンプが使えるようになったほか、ハンズフリー撮影や投稿のカメラロールへの保存ができるようになりました。
スタンプ機能
天気や時間、ロケーションのスタンプを自在に追加することができるようになります。ロケーションをクリックすると地図と共にチェックインされた画像一覧が表示されます。施設や地方自治体でも活用し、ユーザーに知ってもらうことが可能となります。
スタンプの起動方法は、画面右上のニコニコマークのアイコンをタップすると季節ごとに変わる多くのスタンプが表示されます。
テキスト機能の改善
複数箇所にテキストを挿入できるようになりました。また左・中央・右揃えなど、配置を調整やテキストのサイズを変更できるようになりました。
ハンズフリー撮影
撮影モードで「ハンズフリー」を選ぶと、撮影ボタンを長押ししなくても気軽に動画を撮ることができるようになりました。
投稿をまとめて保存
過去24時間にシェアした複数のインスタグラム ストーリーの投稿を、ひとつのスライドショー動画としてモバイル端末のカメラロールに保存ができる機能が追加されました。自分のインスグラム ストーリーズ投稿を見た人が表示される画面を開き、右上にある矢印アイコンをタップするだけで、投稿がスライドショー形式で保存されます(iOSのみ)。
6.インスタグラム、お気に入りの写真や動画の保存機能を追加
インスタグラム(Instagram)のフィードに表示される写真や動画の中から、もう一度見たい、覚えておきたいコンテンツを保存できる機能を追加しました。
企業にとっては、オリジナルの画像や動画を作成しユーザーに反応・保存してもらえるようなコンテンツを準備していく必要性が高まっていくと思われます。
写真や動画を保存する方法
①:各投稿の右下に新しく設置されたブックマークのアイコンをタップすると黒に色が変わり、インスタグラムのフィードに表示される写真や動画が保存されます。
②:保存した写真や動画のコンテンツはプロフィール画面にある「保存済み」タブに保存がされます。
保存した写真や動画を確認できるのはインスタの公式アプリのみとなっており、閲覧できるのは本人のみで、他の利用者に表示されることはありません。
7.コメントに「いいね!」機能、投稿ごとにコメント欄をオフ機能を追加
インスタグラムは、各コメントに「いいね!」ができる機能、特定の投稿についてコメントをオフに設定できる機能を追加しました。
コメントに対して「いいね!」できる機能
インスタグラムに投稿された写真や動画に付けられた各コメントの右側にハートアイコンが表示されるようになりました。ハートアイコンをタップすると、コメントに「いいね!」を付けることができます。
コメントに対し「いいね!」を押すことができるようになったのは、ユーザーとのコミュニケーションをより活性化させる機能となっています。
コメントをオフにする機能
特定の写真や動画のコメントをオフにする設定が利用できるようになりました。コメントをオフにするには、投稿時に「詳細設定」をタップし、「コメントをオフにする」を選択。また、投稿後に「…」をタップすると、投稿済みの写真や動画でもコメントをオンに設定が変更可能となります。
まとめ
2016年8月にSnapchat(スナップチャット)に似たInstagram Stories(インスタグラム ストーリー)を実装し、企業・ユーザー共に活用をしています。24時間で削除される機能の特性を生かし、海外ではブラックフライデーなどのセールやインスタグラム ストーリー用のオリジナルコンテンツを投稿している企業が増えてきました。
インスタグラム ストーリーは既にフォロワーになっているユーザーに対してアカウントの再認知をしてもらうのに効果的となっております。今後インスタグラムの運用では、スマートホン画面全体の表示を生かした画像・動画のクリエイティブが重要になってくると思います。
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