日経BP社主催で2015年7月21日(火)~23(木)東京・六本木アカデミーヒルズで開催されている「Digital Marketing Week 2015」に参加してきました。7月22日のKeynoteセッションで米インスタグラム マーケット開発部門責任者 マット・ジェーコブソン氏の『インスタグラムの広告事業の展望』のレポートになります。
米インスタグラム マーケット開発部門責任者 マット・ジェーコブソン氏
マット・ジェーコブソン氏(以下マット氏)は、フェイスブックとインスタグラムでマーケット開発部門を率いており、利用者と大手グローバル企業とを繋げる、戦略的なパートナーシップの構築を担当しています。マット氏は、特に、フェイスブックやインスタグラムのプラットフォームを活用した、商品のクラウドソーシングやプライシング、慈善活動など、企業の先進的でクリエイティブなマーケティングプログラムの実施を支援しています。
マット・ジェーコブソン氏 インスタグラムアカウント
サーフィン、ビンテージ時計や前回来日した際に訪れた相撲部屋の写真などをインスタグラムに投稿しています。
インスタグラムとは?
・シンプル
・コミュニティ
・人々が写真家になれる
インスタグラムが普遍的になり、インスタグラムは視覚的な言語となっている。インスタグラムは、自分が今まで行ったことがない所に連れて行ってくれ、様々なインスピレーションを与えてくれる。そして世界の日々変わる情勢を見ることが出来る。
インスタグラムは現在3億人のアクティブユーザーがおり、ファッション・デザインなどのインスピレーションを発信している。インスタグラムのユーザーの30%はアメリカで、それ以外の地域が70%と言うことは非常に興味深いことだ。インスタグラムはFacebookの半分の期間で3億人を達成することができた。ユーザーは平均21分をインスタグラムに費やしている。
インスタグラムのユーザーは70%が検索タブを使用しています。ブランドは投稿を通しアイデアを発信しています。
日本市場について
日本のユーザーは過去1年間で2倍になっており、重要なマーケットだ。日本では日清食品、土屋鞄、ランコムで広告を行った。
インスタグラムの広告は、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、ブラジルに続く8番目の市場となっている。
インスタグラム広告について
ON BRAND
一貫したメッセージを出す
活用企業 Coca-Cola Brasil(コカ・コーラ ブラジル)@cocacola_br
※インスタグラム広告はマイフィードには表示されていません。
CONCEPT DRIVEN
イメージでメッセージを伝えていく
活用企業 Herschel supply @herschelsupply
WELL CRAFTED
広告はブランディングが重要になっていき、もともとのファンに、ストリートを出して行くことが必要。イメージのクラフティング では、例えば私(マット氏)の場合、ジーンズ、サーフなど投稿していきストーリーを語る。それはブランドでも同じことが言える。
インスタグラムの投稿で、インスピレーションを高めることによってエンゲージメントを高めることができる。
インスタグラムの広告によって成功し、97%の人が広告想起をしている。
インスタグラムの広告の今後
・Facebookと紐づけることで、ターゲティング(年齢・性別・地域など)することができる。
・インスタグラムがメディアミックスしていく
・全てのチャネルに対して最適化していく
まとめ
インスタグラムで投稿や広告を行っていく際には、ストーリーを作ることが重要となっている。ストーリーをつくるとそれ自体がコンテンツになってき、ブランドメッセージやライフスタイルなどの投稿を行うことでユーザーに共感を持ってもらうことができる。そして最終的にはエンゲージメントの向上に繋がっていくと思います。
以上、 [イベントレポート]インスタグラムの広告事業の展望、でした!
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