【2024年最新版】Instagram(インスタグラム)お題テンプレートのやり方・事例

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シェアコト編集部
みなさんはInstagram(インスタグラム)の「お題テンプレート」を知っていますか?

今回は流行りの「お題テンプレート」の作成方法と、企業アカウントの活用事例、企業アカウントで活用する際のポイントをご紹介いたします。SNSご担当者のみなさん、ぜひ日々のInstagram(インスタグラム)アカウントの運用にお役立てください。

お題テンプレートは、ストーリーズにGIFやテキスト、画像を追加することで、回答用のテンプレートを作ることができる機能です。

2021年に、作成したストーリーズへの回答を集めることができる「お題スタンプ」機能がリリースされました。お題スタンプでは、自由にお題を決め、誰からでも回答を得ることができます。シェアしたお題に誰が回答したか、自分のストーリーズで確認することができます。

それに加え、今回新たに「お題テンプレート」が登場しました。この機能の登場により、Instagram上では新たなトレンドが生まれています。企業アカウントは、お題テンプレートを活用することで、フォロワーとの相互コミュニケーション・UGC(ユーザー生成コンテンツ≒口コミ)の投稿を手軽に促すことが可能となります。

【1】ストーリーズ投稿用の画面を開き、スタンプ一覧の中の[お題に参加テンプレート]スタンプをタップします。


【2】背景なしの状態で、再度[スタンプ]をタップします。


【3】テンプレートに使う写真、GIF、テキストを選択します。


【4】画像を選択後[お題に参加]をタップします。※画像はPNG(透過あり)にしておきます。


【5】テンプレートで使用したい素材をタップし[固定]します。

※[サイコロ]をタップすると、おすすめのテンプレートが表示され、簡単にテンプレートを作成することができます。


【6】透過する部分に好きな画像などを入れストーリーズで投稿します。

【1】投稿者のストーリーズ上に表示された[お題に参加]をタップします。

【2】透過されている部分に好きな画像や写真を入れ込んで自身のストーリーズでシェアします。

リポスト投稿には、オリジナルコンテンツ作成者にリンクするラベルが追加され、これにより、リポストであることやオリジナルの作成者が分かるようになります。

(例1) Netflix

動画ストリーミングサービスを提供する Netflixは、”my best day “と題された実在しないNetflixオリジナル作品風のお題テンプレートです。

ユーザーは、 “my best day “のフィルターを使って、オリジナル映画のような写真を投稿できます。2024年6月に作成され、7月現在で1,300万人以上のユーザーが参加し、世界的なトレンドとなっています。

(例2)GENIC

雑誌GENICは、雑誌の表紙風のお題テンプレートを作成しています。
他にも、ar風やPOPYE風雑誌のお題テンプレートも作成しています。シンプルなデザインのため、食べ物や景色など背景に追加する写真によって、異なった雑誌に見えます。観光地や趣味の写真を中心に3万人以上のユーザーが参加しています。

(例3)スターバックス

SNSアカウントの活用が上手なスターバックスは、新商品の発売と同時に、商品のテーマである「LOVE」にちなんで、「みなさんのLOVEな時間や、ものは?」とお題テンプレートで投げかけました。
PEACHやCOFFEEなど商品名をチェックする欄を設けることで、商品の購入促進と商品認知の拡大、口コミの拡散の両方に効果的な活用方法です。
また、ストーリーズでお題テンプレートを作成した場合、ハイライトに固定することもポイントです。スターバックスは、ハイライト機能もうまく活用することで、多くのユーザーに参加してもらう工夫をしています。

(例4)SEGA

ゲームメーカーのSEGAは、海外アカウントで、2種類のお題テンプレートを作成しています。

お題テンプレートだけではなく、見本の投稿も作成し、ハイライトに固定しています。テーマは「セガでの一番幸せな記憶」「いま何のゲームをしている?」です。

ユーザーが投稿しやすいお題とデザインにすることで、ファンにとって、思わず投稿したくなる工夫がされています。

 

これらの企業アカウントの事例からも分かる、お題テンプレート作成時のポイントをまとめました。

1.ユーザーが参加しやすいお題にする

ユーザーが参加しやすいテーマを設定します。お題テンプレートに参加するには、写真が必要です。わざわざ撮影する必要がなく、ユーザーのカメラロールの中から簡単に投稿できそうなお題、モーメントを捉えた内容がおすすめです。

お題テンプレートの最大のポイントは、その拡散力。
お題に参加してくれたユーザーのフォロワーがそのストーリーズを見てお題に参加し、さらにまたそのフォロワーが…というように、投稿しやすいテーマにすることで多くのユーザーに広がります。

2.自社製品らしさ、オリジナリティを出したテーマや、デザインでユーザーが思わず参加したくなるお題にする

ポイント1つ目とやや相反するかもしれませんが、お題が広すぎると、「自社アカウントでやる意義」を失ってしまいます。

そもそも、企業アカウントのお題テンプレートに参加すること自体、心理的ハードルが高いため、自社の商品・サービスのローンチタイミングや、オリジナルのキャラクター、商品に絡めた内容など、自社だからこそ出来るお題設定を探りましょう。

(例)(商品を使った)ベストモーメント、メモリー
(商品を食べた・飲んだ)カスタマイズ方法を教えて、シーンを教えて
(数ある商品の中から)これが推し!、どれが一番好き?
(商品・サービスを使って)やってみた
(商業施設、レジャー観光)行ってみた、来てみた

3.見本の投稿を示す

SEGAの例のように、お題テンプレートを使った投稿の見本も一緒に投稿することで、ユーザーは簡単に自分で投稿するイメージが湧きます。

4.ハイライトに固定する

通常のストーリーズ同様、お題テンプレートも投稿から24時間経過すると、他のユーザーから見ることができなくなってしまいます。

そのため、ハイライトに固定し、タイトルをつけることで、いつでもユーザーがお題に参加できるようにします。

本記事では、Instagramの「お題テンプレート」についてご紹介しました。
お題テンプレートを活用することで、フォロワーとコミュニケーションが取れたり、フォロワー外のユーザーにアカウントを知ってもらえるきっかけになり、メリットがたくさんあります。
ぜひ、お題テンプレートを活用してみてくださいね!

また、シェアコトでは今回ご紹介したような機能も含め、アカウントの企画~撮影、運用まで一環したサポートも行っています。
撮影から依頼したい!制作を依頼したい!という 場合はぜひご相談ください。お困りごとがございましたら、ぜひシェアコトへお問い合わせください。

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