【LINE公式アカウント】LINEツールを活用したファネル分析機能をご紹介!

マーケティング活用
シェアコト編集部

昨今、CRM(顧客管理)ツールとして、LINE公式アカウントの活用が注目されています。
LINEは配信ツールでありながら、分析項目が多数揃っているため、顧客の管理や調査に役立てることが可能です。

▼LINE公式アカウントの分析項目についてはこちら

【使い方解説!】LINE公式アカウントの押さえておくべき分析項目と運用改善方法とは?

さらに、LINEツール(Liny)を導入することで、より深く細かい分析ができるようになります。
そこで今回は、Linyの分析機能のひとつであり、CRMにも役立つ「ファネル分析機能」をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

CRMは「Customer Relationship Management」の略称で、顧客管理を意味しており、その際に利用するツールを意味する場合もあります。
顧客情報や関係性を管理し、顧客との良好な関係を築きつつ満足度向上を図り、利益の最大化にも繋げていこうという、重要なマーケティング手法です。
CRMを活用することで、多様な顧客情報を一元管理できるほか、顧客のニーズに合わせたアプローチも行うことができるので、メリットが大きく運用の負担軽減にも繋がります。

ファネル分析機能は、スタートから目標に至るまでのプロセスをいくつかのフェーズに分け、各フェーズの人数などの可視化を簡単に行うことができる分析機能です。
この分析機能により、「どのフェーズで留まっているのか」「次のフェーズに進んでもらうためにはどのような施策を行えば良いのか」など、改善策の検討がしやすくなります。

ファネルとは「漏斗」を英語にした言葉で、ユーザーが製品を認知し購入に至るまでのフェーズを経るごとに、逆三角形の漏斗のように徐々にボリュームが少なくなっていくようなプロセスのことです。
ファネル分析は、スタートから目標に至るまでの各フェーズのユーザー数などを可視化して、ボトルネックとなっているフェーズを特定し、離脱を抑えるための施策検討に用いられるマーケティング分析手法です。

ファネル分析機能を活用するメリットは2つあります。

ボトルネックとなっているフェーズを特定することができる

スタートから目標までのプロセスをフェーズに分けて、各フェーズに留まっている人数や、到達率・離脱率などを可視化することで、どこがボトルネックになっているのかを特定することができます。特定することができれば、明確になった課題に対して具体的な改善策を検討・実施し、PDCAを回していくことが可能です。

目標までの到達率を高めることができる

ファネル分析を行うことによって、ボトルネックとなっているフェーズを特定し、改善を行うことで、各フェーズの離脱を抑え、目標までの到達率を高めることが可能です。

この2つの取り組みを、効果的・効率的に進めていくことができるのが、ファネル分析のメリットとなっています。

Linyを用いることで、LINE公式アカウントの友だちに対して、ファネル分析を実施することが可能です。

▼Liny管理画面

そして、Linyのファネル分析には、3つの特徴がありますので、順番にご紹介します。

フェーズごとのデータを簡単に可視化

簡単な設定を行うだけで、フェーズごとの以下データを自動的に可視化することができます。

・移行率
・到達人数
・未到達人数
・到達率

フェーズごとの分析のために、人数や離脱率を計測する必要がなく、一目でボトルネックとなっているフェーズを特定することが可能です。

「ABテスト」を行い、最適な配信設計ができる

複数のファネル分析を「ABテスト」として活用することもできるため、施策の幅を広げることができます。
例えば、友だちを「A」と「B」の2つのグループに分け、各グループに同様のメッセージを 異なる順番で配信を行います。

Aグループ Bグループ
1.新製品の特設サイト遷移
2.新製品の紹介動画視聴
3.「新製品のおすすめ診断」実施
4.製品購入
1.新製品の特設サイト遷移
2.「新製品のおすすめ診断」実施
3.新製品の紹介動画視聴
4.製品購入

それぞれをファネル分析で可視化し、到達率が高い配信パターンの分析を簡単に行うことができます。

特定のセグメントに対してファネル分析が可能

分析を行う対象を絞り込み、セグメント化することも可能です。
例えば、キャンペーンを企画し、そのキャンペーンの参加者のみをファネル分析の対象とすることができます。

対象:来店促進キャンペーン参加者
1.初回来店
2.2回目来店
3.3回目来店
4.4回以上来店

複数の施策を実施している際に、それぞれの施策の対象者をセグメント化して、ファネル分析を行いたい場合などに役立ちます。

WebサイトなどでLINEログインによる顧客管理を行っている場合、LINE公式アカウント開設と同時にLinyを導入することで、顧客情報とユーザーのLINEアカウントを紐付けることができます。
紐付けたデータを管理することで、特定の製品を購入したユーザーにのみ配信を行うなど、得られたユーザー情報に応じてセグメント配信を実施することが可能になります。
そして、ファネル分析と顧客情報連携を組み合わせることで、ユーザーとのコミュニケーションの最適化にも繋がりますので、相乗効果を生み出すことができます。

今回は、Linyの分析機能のひとつである「ファネル分析機能」をご紹介しました。
LINEツールを導入することで、より深く細かい分析が可能となり、CRMの実現にも繋がっていきますので、企業・ユーザーどちらにとっても大きなメリットがあります。

弊社では、ツールのご提供(導入)のみならず、ツールの初期設定代行・運用代行までトータルに提供しております。
「LINEツールを使った集客・販促・顧客管理に興味がある」「本腰を入れてLINEの運用を行っていきたいが社内リソースが足りない」「運用を行っているもののなかなか成果が出ない」という際には、ぜひお気軽にご相談ください。

『シェアコト』のLINEサービス

LINEマーケティング支援

収集した属性や好みをもとにしたセグメント配信やシナリオ配信、チャットボットなどの実施ができます。
また、運用代行もご提供しておりますので、ノウハウ不足・人手不足の企業様も安心して導入いただけます。

LINEマーケティング支援

LINEキャンペーン支援

レシートキャンペーンはもちろん、シリアルコードキャンペーンやスタンプラリーなど様々なキャンペーンを行えます。
また、キャンペーンに様々なオプションをつけることも可能です。

LINEキャンペーン支援