本記事では、シェアコトが独自に調査した、LINE公式アカウントの運用事例をご紹介します。(2024/1/24時点)
今回ご紹介をするのは、「UNITED ARROWS LTD.」様、「キールズ」様、「阪急うめだ本店」様の、計3つのLINE公式アカウントです。
あいさつメッセージをはじめ、リッチメニューや通常メッセージ、LINE VOOMを取り上げていますので、ぜひ最後までご覧ください。
①アパレル「UNITED ARROWS LTD.」様
衣類や小物などを幅広く展開している「UNITED ARROWS LTD.」様のアカウントでは、キャンペーンや新商品、セール情報などの配信を行っています。
1-1.あいさつメッセージ
テキストメッセージは使用せず、カードタイプメッセージとリッチメッセージの2つを活用しています。
1吹き出し目のカードタイプメッセージでは、「会員プログラムのご案内」「人気商品ランキング」「スタイリング紹介」「新着アイテム紹介」「オンラインストア」の計5つの遷移先を設け、2吹き出し目のリッチメッセージでは、LINEアカウントと会員プログラムの連携を促す内容を配信しています。
1-2.リッチメニュー
リッチメニューは、「会員証・お知らせ」「人気コンテンツ」の2つのタブで構成されています。
「会員証・お知らせ」タブ内の「会員証」項目をタップすると、自社の会員証ページに遷移するため、店舗来店時などに会員証が表示しやすい設計となっています。
1-3.通常メッセージ
あいさつメッセージと同様に、主にリッチメッセージを活用して配信を行っています。
クリエイティブのみで訴求しているため、テキストメッセージよりコンパクトかつ、内容も視覚的に分かりやすく直感的に理解することができます。
1-4.LINE VOOM
ほぼ毎日投稿されており、商品紹介はもちろん、コラムなどの投稿も行っていました。
また、動画投稿も行っており、よりブランドや商品の魅力が伝わりやすくなっているほか、ブランドのハッシュタグや「#コート」「#華やぎコーデ」などのハッシュタグを入れて投稿しているため、LINE VOOMからの新規友だち獲得を狙っていると推測します。
▼LINE VOOMの詳細はこちら
②スキンケア「キールズ」様
スキンケア、ボディケア、ヘアケア製品を展開している「キールズ」様のアカウントでは、新製品情報や限定セット、LINEだけの特別なクーポンなどの配信を行っています。
2-1.あいさつメッセージ
テキストメッセージ、リッチメッセージ、カードタイプメッセージの3つを活用しています。
1吹き出し目のテキストメッセージでは、友だち追加のお礼やどのようなことを配信しているアカウントなのか、オンラインストアなどのURLが記載されています。
2吹き出し目のリッチメッセージでは、友だち追加の特典としてウェルカムギフトのプロモーションコードを配布し、3通目のカードタイプメッセージでは、「LINE連携のご案内」「会員プログラム紹介」「サステナブル活動」「店舗情報」の計4つの遷移先を設けています。
2-2.リッチメニュー
リッチメニューは、「WORLD TRAVEL」「メンバーズカード」の2つのタブで構成されています。
「WORLD TRAVEL」は、LINE限定のコンテンツとなっており、ミッションをクリアしてスタンプを貯めていくと、スペシャルギフトがもらえるという内容になっています。
LINE限定のコンテンツを取り入れることで、新規友だち獲得が狙えるほか、ブロックの防止にも繋がるといえます。
2-3.通常メッセージ
テキストメッセージやカードタイプメッセージ、リッチメッセージなどを活用して、キャンペーン情報を兼ねた商品紹介や、LINE限定コンテンツを紹介する配信を行っています。
商品紹介の配信ではカードタイプメッセージを活用し、カードを使って商品の魅力を紹介するという設計になっていました。
2-4.LINE VOOM
投稿のタイミングは不定期なものの、主に各店舗のイベント情報などを投稿されています。
通常のメッセージ配信とは分けて活用しているのが特徴的です。
③商業施設「阪急うめだ本店」様
大阪府にある阪急阪神百貨店が運営する百貨店「阪急うめだ本店」様のアカウントでは、イベント情報などの配信を行っています。
3-1.あいさつメッセージ
リッチメッセージを活用し、友だち追加のお礼と、どのようなことを配信しているアカウントなのかに加え、アンケートへの回答を促す内容を配信されています。
「年代」「阪急阪神百貨店カードの有無」「一番興味があるカテゴリー」の3つの情報を回答してもらうことで、回答に合わせたセグメント配信を行っていると考えられます。
また、1枚の画像で細かくタップできるようになっていることや、初回にアンケートを実施しセグメント配信に活用していると考えられることから、LINEツールを導入されている可能性が高いです。
※LINEツールを活用した事例は下記の記事でまとめていますので、気になった方はご一読ください。
▼ツール導入LINE運用事例の詳細はこちら
3-2.リッチメニュー
リッチメニューについても、アンケートの回答によって表示する項目を変えています。
阪急阪神百貨店カードを持っていないと回答した場合は、左側のカード入会の項目があるリッチメニューが表示され、持っていると回答した場合は、右側の6つの項目があるリッチメニューが表示される設計となっています。
また、アンケートの回答を変更したい場合は、左下の「配信情報の変更はこちら」をタップすると、再度アンケートに回答できる仕様になっていました。
3-3.LINE VOOM
投稿のタイミングは不定期なものの、主にイベント情報などを投稿されています。
④まとめ
今回は、「UNITED ARROWS LTD.」様、「キールズ」様、「阪急うめだ本店」様の、計3つのLINE公式アカウントをご紹介しました。
今回ご紹介した事例を参考に、自社での運用の際にお役立てください。
弊社では、初期設定代行・運用代行はもちろん、LINEツールを使った集客・販促・顧客管理もご提供しています。
「本腰を入れてLINEの運用を行っていきたいが社内リソースが足りない」「運用を行っているもののなかなか成果が出ない」など、お困りの際はぜひご相談ください。