お客様に実際に来店いただくために出来ることや配信方法など、来店促進方法についても解説します。
①LINE活用におけるメリット
LINEは利用ユーザーが国内9,500万人にも上り、幅広い年齢層に利用されています。
日常的なコミュニケーションツールとして使われているため、アクティブユーザーが多い点も、LINEでのマーケティングが有効である理由です。
なおかつ、LINEは主要SNSの中で唯一のクローズドツールであり、双方向にコミュニケーションがしやすく、企業とユーザーとの信頼関係が築きやすいです。
企業がユーザーに対してアンケートを実施したり、商品への意見を募集することが容易で、顧客の調査・分析に役立ちます。また、顧客情報に基づいた配信を実施する事も出来るため、Win-Winな関係を築くことが可能です。
商業施設・小売店においてもうまくLINEを活用していくことで、ブランディングや好意形成に繋げることが出来ます。
②商業施設・小売店におけるLINEの活用手法
大きく、以下3つの軸で考えることが出来ます。
・リッチメニュー
・ショップカード
メッセージ配信
クーポン情報やセール情報など、直接ユーザーにメリットのある配信を行うことで、来店喚起が可能です。
また、休業日のお知らせなども有効な配信内容であると言えます。
セグメントを分けずに配信を行う場合は特に、前述した「直接ユーザーにメリットのある配信」であることが重要です。
関連性が薄い配信であると判断された場合には、ブロックに繋がる可能性があります。
リッチメニュー
専用のクレジットカードやポイントカードがある場合にはその訴求を入れ込むことで、会員数の増加に繋げられる可能性があります。
クーポン情報の掲載を行うことで、配信が無い場合でも友だちがアカウントに訪れるきっかけを作ることが出来るため、有効であると言えます。
また、チェーン店など店舗が各地にある場合には、「店舗の選択」といった項目をリッチメニューに入れ、アンケートへ遷移させることで、ユーザー情報を収集し、ターゲットに沿った配信設計が出来るようになります。ただし、アンケート結果に沿った詳細なセグメント配信は別途ツールの導入が必要となるため、後ほど詳しくご説明します。
▼参考:アトレ様
ショップカード
LINE公式アカウントのショップカード機能とは、紙のポイントカードに代わる機能です。
企業・店舗が設定したQRコードをユーザーが読み込むことで、ポイントを付与することができます。ショップカードの特典等の設定から発行、管理に至るまで、すべてLINE上で完結します。
店舗に来ることでユーザーはポイントを貯められるため、来店促進となる施策です。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
③ツール導入による改善方法
前章の「リッチメニュー」箇所でご紹介した、アンケート結果を基にした詳細なセグメント配信には、ツールの導入が必要となります。
弊社では、機能拡張ツール(Liny)を導入することで、より精緻な配信・運用を行っています。
アンケートにより収集した顧客情報により、配信内容を出し分けることが可能なため、通数や配信によるブロック数を抑えながら、より高い開封率・クリック率に繋げることができます。
どのようなことが出来るのかという説明や実際の導入事例については、以下の記事でまとめているためご覧ください。
また、Linyを使用することで、独自のスタンプラリーキャンペーンを実施することができるため、ショップカードとは異なる手法でのリピート促進にも繋げることが出来ます。
スタンプラリーキャンペーンについてはこちら
③まとめ
今回は、商業施設・小売店でのLINE活用方法をご紹介しました。
ご紹介した通り、ツールを導入することで、LINEで様々なことを完結できるようになるため、企業・ユーザーどちらにとっても非常にメリットがあります。
また、配信においても、詳細なユーザー属性に応じたセグメント配信を実施することで、通数の節約にも繋がります。配信先ユーザーにとっても、興味・関心のある内容が届く仕組みになるため、ブロックを防ぐこととなります。
LINEツール(Liny)を導入することで、LINE運用において抱えているお悩みを解決できるかもしれません。
シェアコトでは、ツールの提供(導入)のみならず、ツールの初期設定代行・事務局代行も提供しておりますので、ノウハウ不足・人手不足の企業様も安心して導入いただけます。ご興味をお持ちいただいた際は、お気軽に下記よりご相談ください。