この記事では、LINE公式アカウントの【セグメント配信】の設定方法ををわかりやすくお伝えします!「どのようにセグメントしていけばいいのか分からない」「LINE公式アカウントのセグメント配信の導入方法やメリットを知らない」、という人はぜひ最後までご覧ください。
- LINE公式のセグメント配信(絞り込み配信)とは?
- LINEセグメント配信(絞り込み配信)導入のメリットとは?
–2-1.関心度が高い友だちに配信メッセージ送信
–2-2.LINEアカウントの友だちのブロック防止
–2-3.LINE公式アカウントの従量課金対策 - LINEセグメント配信の導入方法【絞り込み】
–3-1.LINE公式アカウント | 【属性】
–3-2.LINE公式アカウント | 【オーディエンス】
・オーディエンスの設定方法
・ユーザーIDアップロード
・クリックリターゲティング
・インプレッションリターゲティング
・チャットタグオーディエンス
・追加経路オーディエンス
・ウェブトラフィックオーディエンス - LINEセグメント配信の注意点
–4-1.ターゲットリーチ数が100名未満
–4-2.「属性」はあくまでも推計 - LINE公式アカウントの絞り込み配信の設定方法
–5-1.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順①
–5-2.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順②/オーディエンス
–5-2.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順②/属性
–5-3.より具体的カスタマイズしてセグメント配信をしたい場合 - まとめ
2.LINEセグメント配信(絞り込み配信)導入のメリットとは?
LINEセグメント配信(絞り込み配信)導入のメリットは以下の2点になります。
・関心度が高い友だちに配信メッセージを送ることができる
・LINEアカウントの友だちのブロックを防ぐことができる
2-1.関心度が高い友だちに配信メッセージを送ることができる
LINEセグメント配信のメリットの1つ目のメリットは、LINEの友だちの年齢・性別、趣味趣向のデータを活用してオーディエンス情報として活用して、友だちの興味関心度に応じて配信メッセージを送ることが出来る点です。
友だちの属性ごとにセグメント分けして、友だちの趣味趣向に合わせることで、LINEの友だちの反応が高くなり、店舗やWEBサイトの販売ページへの誘導率が高くなります。
2-2.LINEアカウントの友だちのブロックを防ぐことができる
LINEセグメント配信のメリットの2つ目のメリットは、LINEアカウントの友だちになっている人にとって不要な情報が届かなくなるため、不快に感じる友だちが少なくなります。よってLINEアカウントのブロックを防ぐことができます。
LINEセグメント配信で、属性・年齢、趣味趣向に合わせた配信ができても毎日LINEアカウントからメッセージが届いたらブロックされる確率は高くなります。適切な配信が出来るように皆さんのLINEアカウントを見直す機会を作りましょう。
LINEセグメント配信は、属性・年齢、趣味趣向に合わせた配信が可能になり、LINEアカウントの友だちからのブロックを防ぐ効果もあります。LINEアカウントの獲得できた友だちは大切にし、友だちが求めている情報を配信するように心がけましょう。
2-3.LINE公式アカウントの従量課金対策
LINE公式アカウントは、プラン(フリープラン・ライトプラン・スタンダードプラン)によって送信できるメッセージ数が異なっています。ライトプラン・スタンダードプランの無料メッセージ通数を超えるとメッセージ通数に応じて料金(従量課金)がかかってきます。
今後LINE公式アカウントの運用していく中で、絞り込み配信を行い無駄なメッセージ配信を減らすことが重要になってきます。
3.LINEセグメント配信の導入方法【絞り込み】
LINEアカウントの管理画面で設定できるセグメント配信(絞り込み機能)は2つの方法があります。2つを併用して配信することが出来るので、より友だちの興味関心度に合わせたメッセージ配信ができます。
3-1.LINE公式アカウント | 【属性】
LINEアカウントには5つの【属性】が用意されています。LINEが自動的に友だちを分類を行なっており、その分類された属性にメッセージ配信をすることができます。組み合わせて配信が可能ですが、配信母数が小さくなりすぎると設定が多くなり注意が必要です。
・友だち期間
・性別
・年齢
・OS
・エリア
友だち期間
|
6日以下 |
7日〜29日 | |
30日〜89日 | |
90日〜179日 | |
180日〜364日 | |
365日以上 | |
性別
|
男性 |
女性 | |
年齢
|
14歳以下 |
15〜24歳 | |
25〜29歳 | |
30〜34歳 | |
35〜39歳 | |
40〜44歳 | |
45〜49歳 | |
50歳以上 | |
OS
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Android |
IOS | |
Windows Phone | |
BlackBerry | |
Firefox | |
エリア
|
北海道 |
東北地方 | |
関東地方 | |
甲信越 | |
北陸地方 | |
東海地方 | |
関西地方 | |
中国地方 | |
四国地方 | |
九州地方 | |
沖縄 |
3-2.LINE公式アカウント | 【オーディエンス】
LINE公式アカウントでは、【オーディエンス】でセグメントを作成し、セグメント配信(絞り込み機能)の条件にすることができます。
オーディエンスの設定方法
①左側のデータ管理からオーディエンスをタップ
②オーディエンスタイプを選択
・ユーザーIDアップロード
・クリックリターゲティング
・インプレッションリターゲティング
・チャットタグオーディエンス
・追加経路オーディエンス
・ウェブトラフィックオーディエンス
ユーザーIDアップロード
TXT、CSV形式のファイルでユーザーIDをアップロードして作成するオーディエンス
※詳しくは”Messaging APIの設定”をご確認ください
クリックリターゲティング
過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーを対象にしたオーディエンス
※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です
インプレッションリターゲティング
過去に配信したメッセージを開封したユーザーを対象にしたオーディエンス
※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です
チャットタグオーディエンス
タグ付けされたチャットを対象にしたオーディエンスです。配信対象となるのは1対1チャットのみです。
※チャットでユーザーへのタグ付けが必要です。設定方法はチャットのマニュアルをご確認ください。
追加経路オーディエンス
特定の経路で友だち追加したユーザーを対象にしたオーディエンス
※経路のデータは[分析]>[友だち]>[追加経路]から確認できます
※「その他」の経路は対象外です
※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です
ウェブトラフィックオーディエンス
LINE Tagのトラッキング情報を基にしたオーディエンス設定。サイト訪問のユーザーのオーディエンスを作成することができ、サイト内購入などのイベントに紐づけて作ることもできます。
※LINE Tagの利用を開始するとオーディエンスが作成可能になります
※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です
オーディエンス名
オーディエンス一覧に表示される名称。120文字以内に設定する必要があります。
URL条件
・ページにアクセスした人
・特定のページにアクセスした人
・イベントを設定したページにアクセスした人
コンバージョンイベント
【イベントを設定したページにアクセスした人】のオーディエンスを作成する場合のみ表示される。
有効期限
訪問履歴の有効期限です。サイト訪問履歴情報の有効期限を設定できます。
4.LINEセグメント配信の注意点
4-1.セグメント配信のターゲットリーチ数が100名未満
オーディエンスや属性フィルターを利用するには、ターゲットリーチ数(属性を推定できるユーザー数)が100人以上必要になります。属性を絞り込んだ場合、100人未満になった場合はメッセージを送信することが出来ません。
4-2.セグメント配信の「属性」はあくまでも推計
セグメント配信の「属性」は、LINEが独自に推計したデータとなっており、確実に配信ターゲットを絞り込みをすることができません。推測したデータであることを知った上で、活用するようにしましょう。
5.LINE公式アカウントの絞り込み配信の設定方法
LINE公式アカウントの管理画面を使って、絞り込み配信の設定を行うことが可能なります。属性やオーディエンスについては下記、項目で確認しましょう。
3-1.LINE公式アカウント | 【属性】
3-2.LINE公式アカウント | 【オーディエンス】
5-1.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順①
①設定をタップ
②メッセージ作成をタップ
③LINEメッセージ配信の画面が表示
5-2.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順②/オーディエンス
オーディエンスの作成は[データ管理]>[オーディエンス]から作成が可能です。「作成」をクリックし、オーディエンスの作成画面に遷移してオーディエンスタイプを選択します。
LINE公式アカウントの友だちが100人未満の場合、赤字で「属性で絞り込むには、ターゲットリーチ数が100人以上必要です」のメッセージが表示されます。
④絞り込みを選択
⑤オーディエンスをタップ
5-2.LINE公式アカウントの絞り込み配信手順②/属性
④絞り込みを選択
⑤属性をタップ
絞り込み配信/属性のフィルター設定/友達期間
5-3.より具体的カスタマイズしてセグメント配信をしたい場合
LINE公式アカウントの管理画面で設定できるのは、【オーディエンス】と【属性】での2つの絞り込みとなっています。
・アンケートの回答内容によって、セグメント配信を行いたい
・特定の店舗から友だちになった友だちだけセグメント配信を行いたい
・レシートキャンペーンに参加した人だけ、セグメント配信を行いたい
LINE公式アカウントの拡張ツールとなり、標準管理画面では実現できない自由なセグメント配信を行うことが出来るようになります。弊社が提供している、LINE配信ツールを利用すると、よりカスタマイズをしたLINEメッセージ配信を行うことが可能になります。
6.まとめ
本記事では、LINE公式アカウントでセグメント配信導入するメリットから導入方法やセグメント方法についてご紹介しました。LINE公式アカウントは通数を超えるとメッセージ通数に応じて料金(従量課金)がかかってきます。
より自由に配信設定が出来る配信ツールを導入することで、従量課金対策やLINEアカウントの友だちの1人1人の興味にあった配信が可能になり、より効率的にメッセージを送ることができます。
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