本記事ではLINE公式アカウントでの友だち追加経路機能についてご紹介します。また、LINE Official Account Managerでできること、LINEツールを導入することでより深く分析できることについても開設していきます。友だち情報という顧客情報を活用して、運用に活かしていきましょう。
1.友だち追加経路機能とは?
LINE Official Account Managerの機能であり、友だち追加されたユーザーがどのような経路による追加であるのかを確認することができるものです。
1-1 設定方法
「ホーム」メニューから、「友だちを増やす」内、「友だち追加ガイド」を選択、表示される一覧で「友だち追加経路を設定」を選択することで設定が可能です。
クリックをすると、設定画面が表示され、「経路」「流入元」「キャンペーン」の項目を入れ込むことが可能です。この項目をしっかり設定することで、追加経路を正しく判別することが出来るようになるため、わかりやすいように設定を行いましょう。それぞれ50文字までの入力が可能です。
ここまでを入力した状態で、「設定」をクリックすると、自動的にURL、QRコード、ボタンが作成されます。掲示場所に沿った経路を使用しましょう。
▼流入経路の確認時のイメージ
1-2 分析方法
「分析」→「友だち」→「追加経路」より確認が可能です。
表示される内容に関しては、
・ブロック数は、該当期間中に友だち追加したユーザーのブロック数ではなく、該当期間中のブロック数
・選択期間は最大90日間
・追加経路データのエクスポートは不可
・日ごとに20人以上の友だち追加がないとグラフが表示されない仕様
また、上記以外の大きな注意点としては、
・追加経路とユーザー情報の紐づけは不可
特に、ユーザー情報の紐づけが出来ない点に関しては、「○○から流入した友だちに対してメッセージを送りたい!」等の対応が出来ないため、折角流入経路が分かったとしても、通常の配信等で活かすことが難しく、『痒い所に手が届かない…』状況となってしまいます。
そのような状況を解決するための方法が、LINEのツール導入です。
LINEの機能拡張ツール(Liny)を導入することで、運用の幅が非常に広がります。次の章で、出来ることをご紹介します。
2.LINEツール導入でできることは?
大きく分けて3つの機能があり、LINEの配信効果アップや効率化に役立ちます。
1.顧客情報の収集・管理
友だち追加時の経路や友だちとのやりとり(回答フォームやカルーセルなど)で、属性や好みを自動で収集・管理することが可能です。
個人や属性ごとに顧客一人ひとりの性質を細かに分析し管理することが可能です。
前章で記載した、友だち追加経路と各ユーザーの紐づけが可能となるため、より目的に沿った配信の実施が可能となります。
(例:○月~○月に、○○店でのQRコードから友だち追加したユーザーにのみメッセージ配信)
2.属性や好みに応じた最適なアプローチ
収集した属性や好みをもとにセグメント配信・シナリオ配信が可能です。欲しい情報を欲しい人に絞って配信ができるので、LINE上でナーチャリング、販促活動が可能です。
また、友だちの属性や好みに合わせてリッチメニューの出し分けも可能です。
3.顧客の反応分析
個別アプローチの結果、顧客がどう反応したかを分析することが可能です。
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これらの機能を活用することで、LINE上で完結するキャンペーンを実施することも可能となります。
▼LINEで実施できるキャンペーンについて詳しくはこちら
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3.まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
公式の機能でも友だち追加経路の一部分析はできるものの、より深く顧客情報管理を行う場合には、LINEツールの導入をご検討いただくことを推奨しています。
弊社では、ツールのご提供(導入)のみならず、ツールの初期設定代行・運用代行までトータルに提供しております。
「LINEツールを使った集客・販促・顧客管理に興味がある」「本腰を入れてLINEの運用を行っていきたいが社内リソースが足りない」「運用を行っているもののなかなか成果が出ない」という際には、是非お気軽にご相談ください。
キャンペーンフロー等、システム連携している弊社デモアカウントより、疑似的に体験ができますので、ぜひ一度お試しください。以下QRコードを読み取り友だち追加をすることで、実際の機能をご体験いただけます。