本ページでは、LINEアカウントを運用してきたシェアコトメンバーの実体験を基にした、メッセージ配信から分析までの一連の流れをお伝えします。
運用者目線でのポイントも併せてご紹介しており、今後LINE公式アカウントを運用していきたいと考えている方へ向けた内容となっていますので、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
1.抑えておくべき運用の手順
LINE公式アカウントを運用していくうえで、抑えておくべき機能が以下の4つです。
- メッセージ配信の種類を知っておこう
メッセージ配信の方法には、テキストだけでなく、画像（リッチメッセージ）やクーポンを直接送ることができる機能があります。その他にも、ユーザーが該当のアクションを行った際に自動でメッセージを送る（自動応答メッセージ）などの配信機能もあり、一方的でなく、ユーザーとのコミュニケーションを図る事も可能となります。 - クーポンの配信方法を知っておこう
ユーザーのブロック率を抑える方法の一つとして有効なのが、クーポンです。一方で、ユーザーの不満に繋がる原因の一つとしても挙げられるため、注意事項を守って適切な運用をしましょう。 - リッチメニューを活用して、ユーザーのアクションを促そう
リッチメニューはトーク画面下に常に表示させることができます。そのため、画像内にURLを入れ込み自社のホームページに誘導したり、クーポンの利用を促したりと、メッセージを配信せずともユーザーのアクションに繋げることができる機能です。 - 分析の方法を知って、より良い運用に繋げよう
メッセージを配信して終了！ではなく、送ったメッセージがどのくらいユーザーにクリックされたのか、クーポンがどのくらい使用されたのか分析し、次の施策に繋げるため、LINE公式アカウント上でできる分析の方法をお教えします。
2.メッセージ配信の種類と配信方法
メッセージ配信の主な方法は、全部で4つあります。
①テキスト
最もシンプルな方法として、テキスト配信があります。
伝えたい文章があればその他の準備は必要ないため、簡単に配信が可能です。
（例：大人サントリー様）
②リッチメッセージ
リッチメッセージとは、画像や動画、クーポンを配信できる機能です。画像や動画には遷移先としてURLが設定できることが特徴です。事例では、リッチメニューの中の「カードタイプメッセージ」を活用しており、【COUPON】や【明日まで】のアクションラベルを入れることで、アクションを促しています。
（例：DHOLIC様）
③あいさつメッセージ
あいさつメッセージとは、ユーザーが友だち追加をした際に、自動でメッセージを送ることができる機能のことです。LINE公式アカウントを友だち追加したときが、最もユーザーの関心が高い瞬間です。その一瞬を逃さないためにも、あいさつメッセージは登録しておくことをおすすめします。
どんなことを発信しているアカウントなのか、どんなメッセージを配信しているのか、特にユーザーにとって有益となる情報があるのか伝えておくことがポイントとなります。
（例：マツモトキヨシ様）
④自動応答メッセージ
ユーザーから送られてきたメッセージに対して、予め管理画面上で設定したメッセージを自動で送信する機能です。ユーザーとのコミュニケーションが取れ、アカウントの親密度を向上させたり、よくお問い合わせいただく質問などをLINE上で解決したりできます。
（例：シズラー新宿三井ビル店様）
3.クーポンの配信方法
LINE上で使用できるクーポンを作成、配信する機能です。
作成したクーポンはメッセージやタイムライン、応答メッセージなどでの配信が可能です。
ユーザーのブロック率を抑える方法の一つとして有効であるため、定期的に配信することが望ましいです。一方で、ユーザーの不満に繋がる原因の一つとしても挙げられるため、注意事項を守って適切な運用をしましょう。
（例：ウエルシアグループ様）
4.リッチメニューの作成方法と登録方法
リッチメニューは、トーク画面下部に表示されるキーボードエリア形式のメニューのことです。該当箇所をタップすることで、公式ホームページやクーポン画面への遷移、テキストの自動入力などが可能となります。常に表示させることが可能なため、届けたい情報を固定しておくことができます。
①作成方法
リッチメニューは、公式LINEアカウント（Official Account Manager）上でも作成することは可能ですが、よりおしゃれに作成したい場合は、外部ツールを使用して作成することをおすすめします。
商用利用可能な「Canva」では数多くのテンプレートが備わっており、おしゃれなリッチメニュー用の画像を作成することが可能です。ご自身のカラーや各企業様のイメージに合ったテンプレートがきっと見つかるでしょう。（※詳細は公式ページをご確認ください）
②リッチメニューの登録方法
画像が完成したら、マニュアルに沿って登録します。
（例：ZOZOTOWN様）
5.分析の方法
LINE公式アカウント（Official Account Manager）上では、分析機能がデフォルトで備わっています。それらをきちんと確認し、分析できるようにすることで、自社の目標達成により近づけることができるでしょう。
6.まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、LINE公式アカウント運用における基本部分でのポイントをご紹介しました。
こちらをご覧いただき、ご自身でもLINE公式アカウントを運用してみようと思い立っていただけたら幸いです。今回は入門編ということで、基本となる情報のみを取り上げましたが、より深い運用・活用に関してご興味をお持ちいただけた場合にはぜひ弊社までお声がけください。
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