LINEミニアプリのメリットは、チャットアプリの『LINE』上からアプリの機能をネイティブアプリよりも気軽使えるということです。
この記事では、LINE運用している方に向けて、LINEミニアプリの仕組み・メリット・導入事例などをわかりやすくお伝えします!
- LINE公式アカウントとは?
- LINEミニアプリとは?
- LINEミニアプリとLINE公式アカウントの違い
- LINEミニアプリへのアクセス導線
–4-1.LINEミニアプリのアクセス導線①
–4-2.LINEミニアプリのアクセス導線②
–4-3.LINEミニアプリのアクセス導線③・④ - LINEミニアプリのユーザーのメリット
–5-1.LINEミニアプリでユーザー行動データが取得可能
–5-2.オリジナルアプリのダウンロードが不要
–5-3.アプリの開発費の抑制 - LINEミニアプリのユーザーのメリット
–6-1.LINEの8,800万のユーザーにリーチ
–6-2.LINEミニアプリでユーザー行動データが取得可能
–6-3.アプリの開発費の抑制 - LINEミニアプリ事例
–7-1.LINEミニアプリ事例①/ルイ・ヴィトン
–7-2.LINEミニアプリ事例②/スシロー
–7-3.LINEミニアプリ事例③/PAL COLSET
–7-4.LINEミニアプリ事例④/Developers.IO CAFE - まとめ
1_LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、公式アカウントを友だち追加することによって、トーク画面で質問をしたり、便利なサービスを受けることができます。企業はメッセージ配信、クーポン、スタンプなど販促機能が充実しているのも特徴となります。
2_LINEミニアプリとは?
LINEミニアプリは、LINE株式会社が提供するプラットフォームで利用できる店舗や企業向けのLINE上で提供できるウェブアプリケーションです。
LINEミニアプリを利用することで、ライフスタイルにおけるさまざまなニーズに応えるサービスを使用することができます。
LINEミニアプリを活用することで、企業はユーザーに“快適なサービス体験”を無償で提供できます。またLINEミニアプリでオフラインとオンラインを横断したユーザーデータの取得が可能になります。
具体的にLINEアプリを通して、イベント、チケットなどの予約フォーム・クーポン・ポイントカード・支払い機能・お知らせ機能、ECなどのサービスページなどが提供できます。
- Membership card(ポイントカード機能)
- Coupon(クーポン機能)
- Reservation(予約フォームの設置)
- Payment(支払い機能)
- Notification(お知らせ機能)
3_LINEミニアプリとLINE公式アカウントの違い
友だち追加について
LINE公式アカウント : 友だち追加必要
メッセージ送信について
LINEミニアプリでは専用の「サービスメッセージ」というAPIになります。LINEミニアプリから送られたサービスメッセージは、LINEミニアプリの種類にかかわらず「Service Messages」トークルームに表示がされます。
サービスメッセージのテンプレートは、LINEが提供しているテンプレートの中からLINEミニアプリチャネルごとに20個まで追加できます。
LINE公式アカウント : Messaging API
LINE公式アカウントからの配信はMessagingAPI
4.LINEミニアプリへのアクセス導線
4-1_LINEミニアプリのアクセス導線①
ホームタブ
LINEミニアプリのアクセス導線②
スシローの場合、リッチメニューの『LINEで受付・予約』をタップするとLINEミニアプリが立ち上がる仕様。
LINEミニアプリのアクセス導線③
LINEミニアプリのアクセス導線④
友だちによる共有
5.LINEミニアプリのユーザーのメリット
5-1.オリジナルアプリのダウンロードが不要
LINEミニアプリ自体利用ハードルが低く削除されにくく、Webサイトを開いて検索したりするなどのステップを踏まなくてもサービスを利用できる点になります。またアプリも自動バージョンアップされるためユーザーにとっての負担が少なくなります。
5-2.スマホのホーム画面がスッキリ
LINEミニアプリを利用すれば、全てのアプリがLINEに集約するため、クーポン利用のためにダウンロードしたアプリの削除をする必要もなくなります。
5-3.スマホの容量の圧縮
LINEミニアプリはアプリのダウンロードをしないため、スマホの容量を圧迫することがありません。
使っていないアプリはデータ容量を食うだけなので、ユーザーがアプリの整理の際などに削除される可能性が高くなりますが、LINEミニアプリは容量を圧迫することがないので、その心配がないのが特徴です。
6.LINEミニアプリの企業メリット
6-1.LINEの8,800万のユーザーにリーチ
6-2.LINEミニアプリでユーザー行動データが取得可能
LINEミニアプリ内で全てサービスを提供することで、ユーザーアクション(予約・注文・決済・会員証提示等)に基づいた、ユーザーの詳細な行動データを取得ができます。
6-3.アプリの開発費の抑制
ネイティブアプリに比べLINEミニアプリは開発費用抑えることができます。ネイティブアプリの場合、iOSとAndroidの両方を開発する必要があります。LINEミニアプリの場合、LINEプラットフォームに対応するように開発するのみで費用負担が少なくなります。
7.LINEミニアプリ事例
7-1.LINEミニアプリ事例①ルイ・ヴィトン
LINEミニアプリ提供内容:EC機能
またウィッシュリストに欲しい商品をピックアップや贈りたい物リストを作成し、LINEで友だちにシェアできる機能を提供している。
7-2_LINEミニアプリ事例②/スシロー
LINEミニアプリ提供内容:予約受付
LINEミニアプリとスシロー会員と連携も可能となり、自社アプリからLINEミニアプリへの移行もスムーズになっている。
7-3.LINEミニアプリ事例③/PAL COLSET
LINEミニアプリ提供内容:会員証発行・オンラインショッピング
多数のアパレルブランドを全国展開するパルは、全国のパルグループの店舗やオンラインストアで提供する会員サービス「PAL CLOSET」LINEミニアプリを提供している。
リアル店舗でLINEミニアプリ上の会員証を提示して買い物をした際は、LINEのトーク画面上で電子レシートを受け取ることもできます。
LINEミニアプリ:会員証
7-4.LINEミニアプリ事例④/Developers.IO CAFE
LINEミニアプリ提供内容:モバイルオーダー、パスレジ
実店舗がレジレス、キャッシュレスカフェで、LINEミニアプリ内でドリンクや軽食などのモバイルオーダーが可能となっています。店舗ではウォークスルー購入ができるようになっており、リッチメニューからLINEミニアプリを立ち上げて全てLINE内で完結できる仕組みを構築しています。
ウォークスルーを利用の際は、リッッチメニューのPassレジをタップしてLINEミニアプリ内の店頭でQRコードを読み取ります。その後は自分で商品を選んで手にするだけで自動で支払いが完了し商品を購入することができます。
8.まとめ
今回のLINEミニアプリ記事の内容を簡単にまとめました。
- LINEミニアプリはLINEからアプリを起動できる新しいサービス
- ユーザーはアプリのDL不要で、友だち追加するだけで利用できる
- LINEミニアプリでユーザー行動データが取得可能
弊社では、LINE運用やLINE Messaging APIを活用して会員データ連携、LINEレシートキャンペーンなどサポートしております。LINEを更に活用していきたいという場合はぜひご相談ください。