企業SNSご担当者様の中には、アカウントを開設はしたがどのようにフォロワー数を伸ばせば良いかわからない、といったお悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?本記事では、オーガニック運用にてご活用いただける、フォロワーの増やし方をご紹介します。
- Xフォロワー数の基準とは?
- フォロワー獲得の為にできることは?
- まとめ
①Xフォロワー数の基準とは?
X(旧Twitter)のフォロワーを獲得したい、と考えたとき、そもそもどのような目標設定にするかは、アカウント運用におけるKGIやKPIに関わってくる部分となります。
本記事では設計方法の詳細については割愛いたしますが、1つの指標となるように、企業アカウントのフォロワー数上位をご紹介します。(2023年4月下旬時点)
上位に来ているアカウントの大半は元々の知名度に加え、多数のキャンペーン実施によりフォロワーを獲得している背景があります。
フォロワー数の目標を設定する際には、同業他社のアカウントをベンチマークとしたうえで、
- オーガニックでの運用のみなのか
- キャンペーンの実施をしているのか
- 広告運用をしているか(推測)
を基に考案をしていくことで、現実的なKPI設定ができると考えています。
たとえキャンペーンでフォロワー数を増加させたとしても、いわゆる「懸賞アカウント」のみが増えて通常の投稿に対して全くエンゲージメントがない場合には、「見た目だけ」の数字となってしまいます。
アカウントとしての成長を考えると、フォロワー獲得においては、無理なく現実的な目標設計と共に、地道な運用を行うことも非常に重要な要素であると言えます。
②フォロワー獲得のために出来ることは?
それでは、キャンペーンや広告運用以外でどのようにフォロワー獲得をすればよいでしょうか?先ほど述べたように、「地道な運用」が必要にはなってしまいますが、その中でも意識すべきことをお伝えいたします。
大きく2点、
- トレンドに即した投稿を実施すること
- エンゲージメントを獲得すること
を意識しましょう。
考えなければいけないことが多いと、運用に載せることが難しくなってしまうため、まずはこの2つのみで構いません。
それぞれ、なぜ必要かをご説明します。
- トレンドに即した投稿を実施すること
フォロワーがいない/少ない場合には何らかをフックにして、アカウントへ触れてもらう必要があります。その中で、実施可能な手法がトレンドに即した投稿となります。
トレンド入りしているワードを用いて投稿を行うことで、フォロワー外のユーザーがトレンドワードを検索した際に目に留まる可能性があります。
注意点として、トレンド入りしているワードの中には、炎上起因で話題になってしまっているものあるため、「本当に触れてよいトレンドなのか」という部分はしっかりと確認をする必要があります。 - エンゲージメントを獲得すること
エンゲージメントを獲得(主にいいね/リポスト/リプライ)することで、単純にエンゲージメントしてくれたアカウントのフォロワーへ情報が届くだけでなく、X上でのツイートの評価があがり、おすすめタブなどに掲載される可能性が高まります。その結果、アカウントの認知拡大に繋がり、フォロワーになり得る潜在層へアプローチが可能となります。
エンゲージメントを獲得する投稿に関しては、いくつか手法がありますが、簡単に実施可能なものを企業様の実例と共にご紹介します。
ファミリーマート
テキストで、「絵文字で教えてね」といった訴求を行っています。
画像の用意が難しい場合や、画像に対して加工ができない場合などは、このようにテキストで入れ込むだけでもリプライ数増加が見込めます。
セブン‐イレブン・ジャパン
テキストで「リプライで教えて」の記載があり、画像内でも「このお弁当の名前は?」と興味を惹くテキストが大きく記載されています。
また、投稿画像のサイズを工夫されており、画像をTAPした際に画像が全て表示され、正解が分かる仕様となっています。
マクドナルド
画像とテキストで、リポスト/いいね訴求を直接的に入れ込む手法です。
かつ、対立構造を用いて簡易的なアンケートをリポストorいいねで実施しています。
このように、フォロワー数上位のアカウントにおいても、キャンペーンや広告だけでなく様々な手法を用いてオーガニック投稿を実施しています。
エンゲージメント訴求がある投稿とない投稿では、インプレッション数が平均2倍程度、エンゲージメント数では平均4倍程度の差が出るというデータもあります(実績値)。まずはテキストのみからでも、アクション訴求を入れ込んでみてはいかがでしょうか?
③まとめ
今回は、オーガニック投稿におけるフォロワーの増やし方をご紹介しました。まずはインプレッションを獲得して、アカウント自体を知ってもらう可能性を増やす、という観点で手法をご紹介しております。
弊社では様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。今回ご紹介しました手法以外にも、多数解決策はございますので、アカウントに適したご提案をいたします。
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