X(旧Twitter)では直近仕様変更が複数回行われている、リンク先タイトルの表示方法ですが、仕様が定まったと考えられるため、本記事では、表示方法を解説します。
※2024年2月27日時点の情報です。
①現在の状況について
現在URL有りで投稿をすると、画像にオーバーレイされる形でタイトルが表示されるようになりました。(左下箇所)
▼参考
本表示方法は直近で数度変更されており、当初は画像の下に別枠でタイトルの表示があり、URL遷移先が分かりやすい仕様となっておりましたが、2023年の10月頃、URLの見出し表示が無くなり、投稿されているフォーマットが画像なのかURL遷移なのかが非常にわかりづらい状況となっていました。
誤タップ等も増え、いわゆるフィッシングサイトのような悪意のあるサイトへの遷移を促す投稿も増えたことで、現在の仕様に変更されました。
当初の表示と比較すると「一目で遷移先がわかる」わけではなくなったため投稿においても一部工夫が必要となります。
次の章で、活用方法をご紹介します。
②活用方法・対策
2023年10月の仕様変更前と比較して、リンククリック数が伸び悩んでいる、等のお悩みを持つ方も増えているかもしれません。
そこで、この章ではURLカード画像使用における、活用方法とリンククリック改善の対策をお伝えします。
大きく以下の3つを意識することで、改善に繋がる可能性があります。
- テキスト内にサイト誘引文言を追加
- OGPを記事タイトルの視認性が良いものとする
- ウェブサイトカードを用いて投稿する
それぞれ解説していきます。
〈1〉テキスト内にサイト誘引文言を追加
URL付きで投稿したい場合、以下イメージのように、URLをただ貼るのではなく、「▼詳しくはこちら」「▼記事詳細はタップ」などを入れ込んであげるだけで、ユーザー導線が改善されます。
また、以下のようにURLをテキスト末尾にもってくることで、投稿後にタイムラインで見た際にはURLが表示されずよりユーザー導線を明確にすることができます。
【ポスト下書き画面】
【ポスト投稿後画面】
〈2〉OGPを記事タイトルの視認性が良いものとする
〈1〉の例で挙げたような画像の場合は、タイトルのオーバーレイ表示の視認性が良く、URL遷移が出来ることがわかりやすいですが、画像によってはタイトルが見えづらくなってしまう場合があります。
そのため、実際の投稿前にテスト等を実施いただき、見え方のイメージを掴んでおくことが重要であると考えます。
〈3〉ウェブサイトカードを用いて投稿する
広告アカウントを所有している必要がありますが、広告管理画面より、ウェブサイトカードの設定が可能です。オーガニックのみでの投稿もできるため、出稿せずとも機能を活用することが可能です。
1.91:1もしくは1:1の画像や動画を自由に設定できるため、投稿の幅が広がります。
▼広告出稿に関する詳細はこちらの記事でご紹介しています。
③まとめ
今回は、X(Twitter)のURLカード画像(リンク先タイトル)の変更内容について紹介しました。
今後も仕様変更の可能性は考えられますが、現時点での仕様においては、今回ご紹介した方法をぜひご参考ください。
弊社では様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。また、常に最新情報をキャッチしながら、企画・運用を行っています。
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