2024年3月にXから長文コンテンツを書いてフォロワーと共有する記事機能が発表されました。
本機能は「Premium+」と「認証済み組織」に登録済みのユーザーのみ利用することができます。通常ポストに使用できる文字数が、任意の有料プランに登録することで最大25,000字に拡張されており、太字や斜体も使用することができます。
そんな中長文コンテンツを共有すると銘打って発表された本機能には、どのような特徴があるのか、ご紹介します。
①記事機能の作成方法
記事の作成・編集は、ブラウザ版のみの対応で、アプリ版からは利用する事ができません。使用する際はブラウザ版のサイドメニューから記事を選択します。
記事は「下書き」と「公開中」の2つのステータスで管理することができ、下書きの公開や、公開済みの記事を下書きに戻すなど簡単に管理することができます。
記事を新規作成する際は、画面右側の「記事を作成」をクリックすることで作成画面が起動します。
エディターにはトップ画像とタイトル、記事の本文の挿入部分が設定されています。これらの項目を入力し、画面右上の「公開」を選択することでX上にブログのような見た目の投稿を実施することができます。
記事機能の装飾機能
記事機能は本文中に様々な装飾やメディアの挿入等を用いて通常ポストに比べて、よりバラエティに富んだコンテンツを実施することができます。これらの機能はトップ画像の上部のバーに配置されております。
文字の装飾
挿入
ポストを挿入する際は、ポストのURLまたはいいねしたポスト、ブックマークに追加したポストから該当投稿を選択することができます。挿入したいポストが複数ある場合は、事前に任意のブックマークフォルダにまとめておくことでスムーズに作業することができます。
記事機能の公開
作成画面の右上に配置されている「プレビュー」を押すことで、作成した記事の見え方を事前に確認することができます。
追加したメディアやテキストサイズなど作成画面上の見え方とプレビューが異なる場合もあるため、事前のチェックを推奨いたします。
プレビューの確認が完了したらいよいよ記事の公開です。
「プレビュー」の右側に配置されている「公開」を選択すると以下の画面で公開範囲や返信できるアカウントの選択、タイムライン上の見え方のプレビューを確認することができます。
記事の公開範囲に関しては現時点では「全員」以外に選択肢がなく、今後コミュニティやサブスクリプション登録済みユーザーに絞ったアップデートが行われると予想されます。
返信できるアカウントの設定は通常のポストと同様に、下記の4種類となります。
各項目を確認してから右上の「公開」を選択することで、記事がタイムライン上にポスト、プロフィールの記事タブに表示されます。
②企業アカウント実施例
①U-NEXT(@watch_UNEXT)-『不適切にもほどがある!』第1話〜第7話までのあらすじまとめました✨
こちらの記事はドラマ『不適切にもほどがある!』の第7話までの内容が記事内にまとめられています。通常ポストでは読むのが億劫になってしまう文字数ですが、複数の画像や改行、太字などの機能を活用することで、記事機能らしい読みやすい内容となっております。
②魂ネイションズ公式(@t_features)-4.28 ガンジェネシス締切迫る!「元祖SDガンダムワールド」最新情報
こちらの記事では作品ファン向けに商品のバックボーンや、未発売商品に関する内容が記事内にまとめられています。細かな付随情報や小ネタなどをふんだんに盛り込むことができるため、ファン向けの読み物コンテンツとしても機能していると考えられます。また記事の最後にはキャンペーンポストが挿入されており、作品に熱量を持ったユーザーからのキャンペーン参加を促すことができます。
③まとめ
今回はXの記事機能についてご紹介しました。通常のポストでは伝えきれない内容やコンテンツはもちろん、一連の製品やイベントに関する内容をまとめてアーカイブ化するなど、ご自身のアカウントにぴったりの使い方がきっとあるはずです。
弊社ではアカウントの運用支援・運用代行をご提供しております。
もし、自分たちで企画考案をする時間が取れない、プロの目線からのフィードバックが欲しい、といったお悩みをお持ちの企業・店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。