X運用の指標の1つとしてわかりやすく、重要視されやすいのが「フォロワー数」です。特に企業様自身でアカウント運用をされている場合、フォロワー数をKPIとして命じられている場合も多いのではないでしょうか?
フォロワー数が伸びずに悩んでいる運用担当者様も少なくないことでしょう。そこで、フォロワー増加施策として有効なのがキャンペーンです。
本記事では、Xキャンペーンを活用したフォロワー増加施策について、「商業施設」「メーカー」の事例をお届けします。
①商業施設
1-1 三井アウトレットパーク (@mitsuioutlet)
紅白対抗福袋合戦
参加条件は
- Xアカウントをフォローする
- キャンペーン投稿を引用し、「紅」または「白」を投稿
さらに、応募総数が多かった福袋の中身がグレードアップする仕様となっています。
<プレゼント商品>
20万円相当のグルメか旅の福袋を抽選で2名様(それぞれ1名様)にプレゼント
シンプルなフォロー&引用リポストキャンペーンに、「応募総数が多かった福袋の中身がグレードアップ」という要素を入れることでユーザーも楽しめるキャンペーンとなっています。
引用リポストの際に必要なコメントは「紅」or「白」とシンプルなため、ユーザーの参加ハードルを上げすぎない条件になっています。
12月1日から1月8日までと長めのキャンペーンではありますが、年末年始のモーメントをうまく入れ込み、キャンペーン企画として落とし込んでいる内容です。
1-2 ららぽーと (@lalafanlalaport)
新生活応援プレゼントキャンペーン
参加条件は
- Xアカウントをフォローする
- キャンペーン投稿をリポスト
3弾連続のキャンペーンとなっています。
<プレゼント商品>
第1弾:2人にDysonのハンディ掃除機 2名
第2弾:2人にモバイルプロジェクター 2名
第3弾:2人に折り畳み自転車 2名
第1弾
第2弾
第3弾
シンプルなフォロー&リポストキャンペーンですが、3弾連続にすることで第2弾、第3弾の待機民を生み出すことができ、キャンペーン全体の盛り上がりを後押ししています。
キャンペーンクリエイティブへ、応募条件(フォロー&リポスト)などの記載をわかりやすくすることで、さらにキャンペーン参加ハードルも下げることができるでしょう。
各投稿1万リポストを超えていることから、多くのフォロワー獲得が出来ているキャンペーンと言えます。一方で、参加ハードルが低い分、アカウントやサービス自体には興味がない、懸賞アカウントの流入が多く発生してしまう点はデメリットとして挙げられます。
②メーカー
2-1 シュミテクト公式アカウント(@ShumitectJapan)
新フレーバー発売記念キャンペーン
参加条件は
- Xアカウントをフォローする
- 投稿をリポストする
<プレゼント商品>
シュミテクト コンプリートワンEX プレミアム シトラスフレーバー 100名
商品の発売を記念したキャンペーンです。商品名の入ったハッシュタグがテキスト内に含まれているため、短時間で拡散された場合にはトレンド入りも見込める、認知拡大観点で見ても有効なキャンペーン施策であると言えます。
2-2 サッポロポテト公式 (@CalbeeSapporoCP)
いいね達成でキャンペーン実施
■キャンペーン実施条件
100いいね達成
いいね達成の条件をクリアした場合にプレゼントキャンペーンを実施。「ガチャの日」というモーメントに合わせて実施しています。
■条件クリア後のキャンペーン
参加条件は
- Xアカウントをフォローする
- キャンペーン投稿をリポスト
- 当選者に即時DM(インスタントウィン)
<プレゼント商品>
計15名に当選。景品は何が入っているかはお楽しみ
キャンペーン実施前にいいねを集めるという条件を設定することで、投稿のエンゲージメントを獲得することができたキャンペーンとなっています。
また、キャンペーンの実施形式はシンプルなフォロー&リポスト×インスタントウィンの形式を採用し、ユーザーの参加ハードルを下げています。
③まとめ
今回は、フォロワー増加施策の1つであるキャンペーンについて「商業施設」「メーカー」の事例を紹介しました。
ご紹介したように様々な種類のキャンペーンがありますが、フォロワーの増加を第一に考えた場合「ユーザーの参加ハードル」と「拡散性」は特に重要となります。
また、今回ご紹介した事例ではシンプルなキャンペーンにひと工夫をして、UGCの創出やエンゲージメントの獲得に繋げています。
キャンペーンそれぞれに特徴があるため、目的に応じて様々なキャンペーンを使い分けてみてください。
弊社ではキャンペーンのご支援はもちろん、アカウントの運用代行もご提供しております。
もし、「目的に合わせたキャンペーンの実施ついてもっと詳しく知りたい」・「より効果的なキャンペーンを実施したいがどうすれば良いかわからない」というお悩みをお持ちの企業・店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。
1-1. 三井アウトレットパーク
1-2. ららぽーと
2-1. シュミテクト
2-2. サッポロポテト