【X(旧Twitter)】Xの対話型AI「Grok」の使い方から企業アカウントの活用事例まで!

今回はX(旧Twitter)の新機能である、「Grok」についてご紹介します。基本的な使用方法から企業アカウントでの事例まで、解説していきます。

Grokは2023年11月にイーロン・マスクが設立したxAI社によって開発された対話型AIです。大規模言語モデル(LLM)をベースにしており、自然な会話が可能となっています。名前の由来は1961年にロバート・A・ハインラインが書いたSF小説「異星の客」に登場する造語だと言われています。

「あらゆる質問に答えるだけでなく、質問するべきことまで提案する」ことを目的としており、他の対話型AIに比べてユーモアな回答が出力されます。
また他のAIが拒否するような倫理的・道徳的に微妙なトピックについても、Xを含むリアルタイムのデータから情報を参照することで、答えることができます。
本機能は2024年3月29日にユーザーに向けてリリースされ、現在はX premium、
X premium+、認証済み組織に登録しているユーザーが利用することができます。

Grokはブラウザ版、iOS版、Android版の各プラットフォームで利用することができます。ブラウザ版はサイドメニューから「Grok」を選択、iOS・Android版は画面下部のアイコンをタップすることで、チャット画面に移動することができます。

Grokには、通常モードとユーモアモードの2つのモードがあります
2つのモードは画面上部から切り替えることができ、通常モードからは正確かつ有用な回答が出力され、ユーモアモードからはユーモラスなユーザーを楽しませる回答が出力されます。

実際にGrokに質問してみます。

今Grokを紹介するWEB記事を作成しています。
この質問を記事内で紹介するので、読んでくださっている方々に挨拶してください。

ウィットにとんだユーモアの中に見え隠れする若干のサイコにめまいがしそうですね。
回答の左下の「リンクをポスト」を選択すると、回答を即座にシェアすることができます。また回答テキストのコピーや、DMへの転送、回答のリロードを行うことができます。

Grokはまだ開発の初期段階であることや、X上のポストを参照していることから誤った情報を提示する可能性があります。重要な判断については、適切な情報源を確認することが推奨されます。
また、Grokはユーモラスな会話が特徴であるものの、出力された回答が倫理的・道徳的に問題のある内容である可能性があります。
Grokからの回答をポストする際は、その内容について精査する必要があります。

(1) 円谷プロダクション さま

ウルトラマンをはじめとした映像作品を手掛ける円谷プロダクション公式アカウントの投稿です。本投稿内ではGrokに対して「Grokが好きなのはどのウルトラマン?」という問いかけをし、その回答をシェアしています。
実際に好きなウルトラマンを回答したことから、ユーザーからは驚きの反応を多く獲得しています。

(2) 紀文【公式】🍢 🍥 さま

主に魚肉練り製品などを製造する食品メーカーである紀文の公式アカウントの投稿です。社名がユーザーに誤読されることについて、Grokに相談する内容の投稿が実施されました。
アカウントのおなじみのネタをGrokと掛け合わせて実施したことで、ユーザーからの社名に関する言及を多く獲得しております。

今回はxAI社が発表したGrokの特徴や使い方、注意点について解説しました。
GrokはX(旧Twitter)を介したリアルタイム情報を用いた回答や、ユーモアを交えた自然な対話が特徴です。ぜひ個人的な質問から、Xの企画までGrokをご活用ください。

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