Xでは縦型動画で訴求が可能なバーティカルビデオ広告が導入されたり、ビデオタブが導入されたりと、媒体としての動画への注目度が伺えます。
すでにアルゴリズム上でも動画が優遇されたりなどされている中で、今後、より動画コンテンツへの評価がなされる可能性が考えられます。
そこで、本記事では、Xにおける動画のトピックスとして、ビデオタブ・バーティカルビデオ広告の概要をお伝えします。

①ビデオタブとは?
iOSアプリの下部メニューに追加されたアイコンで、タップをすると動画ポストのみがフルスクリーンで表示される機能です。おすすめタブと同じように、フォローしていないアカウントも含まれます。また、ユーザー投稿が基本ですが、一部広告も含まれます。
動画にすぐアクセスが可能/新たなコンテンツの発見/フルスクリーンでの表示という部分がメリットと言えます。
現状考えられるデメリットとしては、Androidやブラウザでは確認不可/コンテンツのコントロール不可が挙げられます。
前者は現状だとターゲットが絞られてしまうため、ビデオタブを意識した投稿を実施すると、iOSユーザーのみが対象となってしまいます。後者については、現状は有象無象と言ってよい、様々なコンテンツが表示される状況です。そのため、ユーザーがあまり使用していない傾向にあります。
企業としてビデオタブを効果的に活用していくフェーズは、ユーザーに対して本機能が受け入れられてから、になると考えています。
▼ビデオタブ

②バーティカルビデオ広告
前述したビデオタブを中心に表示される縦型フルスクリーン動画広告です。
現在、公式から公開されている本形式のメリットとしては、
- エンゲージメントの可能性がホームタイムラインへの広告と比較して7倍程度
- インプレッションがホームタイムラインへの広告と比較して10%程度増加
- CPMがホームタイムラインへの広告と比較して14%程減少
というものが挙げられています。
また、X社の情報によると、全ユーザーセッションの5分の4以上が動画で占められ、視聴回数についても伸び続けている状況、かつ毎日全世界で1億人以上のユーザーがXで縦型動画を視聴しているとのことです。
全世界を含んだ内容になるので、対日本のみのマーケティングでみると、まだまだこれから、というのが正直な所感ではありますが、プラットフォームとして力を入れていくことは間違いなく、かつ競合も少ない状況ではあるといえるため、縦型動画を別媒体でご制作されている場合は、テスト的に試してみても良い出稿形式であると考えます。
▼バーティカルビデオ広告

③バーティカルビデオ広告 活用事例
【公式】プロ野球RISING(@ProRising_PR)様

既存の横型動画の上下に帯としてロゴやアイコンを入れ込み、縦型動画を制作しています。
このように、横型動画を活用しつつテキストやロゴ/アイコンを入れ込み縦型とするのは新規で制作するよりもコストを抑えられるため、本形式での広告にチャレンジいただく上では良い手法であるといえます。
三井住友銀行 公式(ミドすけ)(@smbc_midosuke)様

こちらは縦型で制作したものを広告に活用しています。
ビデオタブをスワイプして、広告が出てくるタイミングでは、本画像のようにテキストやシークバーなどが表示されてしまうため、元動画にテキストを入れ込む場合には文字の位置の調整が必要です。
動画を一度タップすると、動画のみの視聴が可能になりますが、サイト遷移等を促すCTAボタンも一緒に消えてしまうため、認知拡大なのかサイト遷移数なのか、目的によって元動画の見せ方も調整する必要があります。
④まとめ
今回はビデオタブとバーティカルビデオ広告の概要をご紹介しました。
現時点ではプラットフォーム側にて改善が必要な要素等もあり、ユーザーへの浸透もまだまだではありますが、今後注力されていくポイントであることは間違いないといえます。
日々の運用から動画を活用していくことで、プラットフォームのトレンドに沿った運用が可能になり、アルゴリズムでも優遇されることで数値面での成果改善につながる可能性があります。
流行が始まってからでは出遅れてしまう可能性もあるため、ぜひXでの動画投稿や広告出稿など、お試しください。
弊社では、新機能やトレンド、アルゴリズムなど、最新情報のキャッチアップを行いながら、最適な運用を行えるように取り組んでおります。
また、アカウントの設計や投稿の企画、適切な投稿タイミングの調査、投稿設定など、SNSに関する業務を一気通貫でご依頼いただくことが可能です。
Xの運用に関してお悩みをお持ちの企業・店舗様はぜひお気軽にご相談ください。