Xは、2023年8月11日(米国時間)をもって、フォロワー獲得広告の提供を終了しました。(※日本時間:8月12日)
企業のXアカウント運用において、フォロワー数は重要な指標の1つであり、突然の提供終了に戸惑った方も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、Xがフォロワー獲得広告の提供を終了した背景や今後の対応策について解説します。
①フォロワー獲得広告の提供終了について
Xは8月11日(※日本時間:8月12日)にフォロワー獲得広告の提供を急遽終了することを発表し話題となりました。
フォロワー獲得広告はX運用において有効なフォロワー獲得施策の一つであった為、今回の提供終了が運用担当者に与える影響は大きいのではないでしょうか。
2023年10月4日現在、X広告管理画面では「キャンペーンの目的」から、従来「エンゲージメント数」の下にあった「フォロワー数」が削除されています。
②フォロワー獲得広告の提供終了の背景
フォロワー獲得広告の提供終了の背景については、公式に発表があったわけではありませんが、「良質なコンテンツを発信していればフォロワーは自然とついてくる」といったイーロンマスク氏の見解によるものとされています。
フォロワーの獲得に関しては、X社は「私たちは全ての広告主様において、X上で関連性の高いフォロワーを獲得することで、短期・長期のマーケティング目標を最大化させることが、広告主様の利益へとつながると考えています。」
とアナウンスしていることから、関連性の高いフォロワーは今後も重要視されると考えられます。
それでは今後、どのようにしてそのフォロワーを獲得していけばいいのでしょうか。
③フォロワー獲得広告の代替施策
3-1 エンゲージメント数キャンペーン(広告)の実施
1つ目の代替施策として上げられるのがエンゲージメント数キャンペーンの実施です。
エンゲージメント数キャンペーンは、Xでの広告ポストをより多くの人に見てもらい、会話し・交流してもらうことを目的としています。エンゲージメント数キャンペーンの目的は、ユーザーの興味・関心促進です。
エンゲージメント数キャンペーンを使用することで、ユーザーからのエンゲージメントを獲得し、結果として認知度を高め、フォロワーを増やします。
3-2 リーチキャンペーン(広告)の実施
2つ目はリーチキャンペーンの実施です。
リーチキャンペーンはできるだけ多くのユーザーに広告を見てもらうことでブランドの認知度を高めます。
ターゲティングされたポストを見つけたユーザーがフォローしたり、リポストしたり、ウェブサイトにアクセスさせるアクションを促すことが可能です。
3-3 ウェブサイトのクリック数キャンペーン(広告)の応用
3つ目はウェブサイトのクリック数キャンペーンの応用です。
ウェブサイトのクリック数キャンペーンを最適化することで、ウェブサイトを訪問して記事を読んだり、ホワイトペーパーをダウンロードしたり、商品・サービスを購入したりするユーザーを増やすことができます。
このウェブサイト部分にアカウントのURLを設定することで、アカウントプロフィールへの遷移を増加させ、フォロワーの増加を促します。
【投稿事例】
3-4 フォロワー獲得キャンペーンの実施
4つ目はフォロワー獲得キャンペーンの実施です。
3-1~3-3においては、広告を用いた代替案でしたが、本項目においては、フォローを条件としたキャンペーン施策です。
Xのキャンペーン手法は様々なためアカウントに合った手法を選択することが重要ですが、フォロワー獲得を目的とした場合、ユーザーの参加ハードルの低い「フォロー&リポスト」キャンペーンがおすすめです。
▼キャンペーンについて詳しく知りたい方はこちら
④まとめ
今回は、Xのフォロワー獲得広告の廃止と対応策について紹介しました。
フォロワーは、Xを運用していく上での1つの重要な指標となります。今回、フォロワー獲得広告の提供が終了してしまいましたが、フォロワー獲得の代替策は存在します。
ぜひ、今後のフォロワー増加施策の参考としてみてください。
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3-1.エンゲージメント数キャンペーンの実施
3-2.リーチキャンペーンの実施
3-3.ウェブサイトのクリック数キャンペーンの応用
3-4.フォロワー獲得キャンペーンの実施