X(旧Twitter)では、多くの企業が様々な目的を持ってアカウントを運用しています。
より効果的な運用を行うためには、認知拡大やユーザーとのコミュニケーション醸成などの目的に合わせて発信方法を工夫することが重要です。
本記事では、企業のXアカウントにて、3~4月に実施可能なモーメントや過去の投稿事例をご紹介します。
①モーメント
X上でトレンドランキングに入りやすい、「○○の日」などの投稿です。
企業アカウントでも関連した投稿を実施していることをお見かけするかと思います。
モーメントに乗りながら投稿を行うことで、検索やハッシュタグなどでのフォロワー外の流入も見込めるため、インプレッション増加に繋がる可能性が増えます。
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また、直近は午前中の時間帯に、多くのモーメントがトレンドランキングに載っている傾向があります。「ハッシュタグが付いていない投稿」も増えているため、モーメント投稿を実施するにあたり、直前にテキスト調整が可能な場合は、ランキングに入っているワードがハッシュタグ付きかそうでないかを確認し、合わせることで、インプレッション獲得に繋げられる可能性が増加します。
②アカウント事例
2-1 Pocky Japan (@PockyJPN) 様
ひな祭りの投稿を行っています。
ひな壇のイラストを用いながら、イラスト内に「ポッキーが5本隠れていて、全部見つけたらリプライ」という座組で投稿を実施しています。
画像に注視させる内容とすることで、投稿への滞在時間を延長させ、アルゴリズムの優遇を得られていると推測します。
ユーザーハードルが高くなる傾向にあるリプライですが、131件と多くのエンゲージメントを獲得しています。
▼投稿
2-2 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) 様
春分の日の投稿を行っています。
テキストはシンプルながら、春を感じる桜と護衛艦が写る写真を使用することで、多くのエンゲージメントを獲得しています。
このように、各アカウントや企業が持つ特色とモーメントをうまく掛け合わせることで、「良い投稿」を作り上げることが可能です。
▼投稿
2-3 アイリスオーヤマ株式会社【公式】(@irisohyama_info) 様
エイプリルフールの投稿を行っています。
エイプリルフールは、大きく盛り上がるタイミングでありながら、投稿内容によっては炎上にも繋がりかねない日となります。基本的には、アイデア性のある投稿や、人を傷つけない内容であるか、ということを意識する必要があります。
アイリスオーヤマ様は、ダジャレに落とし込む形で投稿を実施しています。このような新商品発売系投稿はエイプリルフールで使用されやすい内容となっています。星形トースター、という内容であれば、「発売されると思っていたのに発売されなかった」というようなジャンルのユーザーからのネガティブなコメントはほぼ来ないと考えます。
また、基本的にはテキストもしくは画像内に、「#エイプリルフール」と入れ込み、嘘の内容であることを伝えておくことが重要です。
▼投稿
2-4 アイラップ【公式】(@i_wrap_official) 様
昭和の日の投稿を行っています。
モーメントと掛け合わせて過去の企業情報(アイラップ様はパッケージ)を紹介しています。
面白みを持たせながら、ユーザーの企業理解を深めることができています。
こちらも取り入れていただきやすい内容となり、昭和からある企業様・店舗様であれば、過去の様子やロゴなどを紹介することで、昔ながらの顧客のエンゲージメントや、新規層からの”目新しさ”にも繋がります。
▼投稿
③まとめ
3~4月のモーメントと、企業事例についてご紹介しました。
うまくモーメントと絡めることで、インプレッションを増加させながらユーザーの企業理解を深めたり、好意度形成、新規層の獲得へと繋がります。
弊社では、様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。今回ご紹介しました運用方針や投稿企画なども、アカウントに適したご提案をいたします。
X運用にお困りの際は是非ご相談ください。ヒアリング~戦略構築のご提案が可能です。詳しくは下記バナーよりご確認ください。
2-1. Pocky Japan (@PockyJPN) 様
2-2. 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) 様
2-3. アイリスオーヤマ株式会社【公式】(@irisohyama_info) 様
2-4. アイラップ【公式】(@i_wrap_official) 様