Instagramのハッシュタグを利用した応募型キャンペーンについて、デモサイトを利用して分かりやすく解説しています。
貴社のInstagram運用のお役に立てれば幸いです。
企業のInstagramマーケティングが進むアメリカでは、トップ100ブランドのうちの40%がInstagramをマーケティングに活用しており、主要なソーシャルメディアの一つとなっています。国内においても、Facebookが流行したときと同様に、米国の潮流を追いかけるかたちでInstagramの活用が加速しています。
実際、国内の先進企業や外資系企業の日本法人は、Instagramを活用してキャンペーンを実施しています。Facebookを活用した場合と比較すると、Instagramは「ユーザー参加型キャンペーン」に強いということが言えます。
それには3つの理由があります。
Instagramは、写真に特化したSNSです。ユーザーは、自分のお気に入り写真に、フィルターをかけ、お洒落な写真を簡単に作ることができます。スマホ端末(iPhone、Android等)に既に入っている写真をフィルターで編集し、投稿する文化が根付いています。キャンペーン企画も明確になり、投稿しやすいのも特長です。キャンペーンを開催時は、『ユーザーの共感を得られるテーマ設定』が大切です。
Instagramは、写真だけではなく、動画機能も実装されており、スマホ端末から簡単に動画投稿が可能で、写真同様に使いやすく投稿する文化が根付いています。スマホ端末で撮影した動画を、Facebook・Twitter・Instagram・Vineで共有する人が急増しています。
日常からInstagramを利用しているユーザーは、撮影の時点からInstagramを使うことはもちろん、別の動画撮影・編集アプリを使ってさらにこだわった動画を作る方もいます。SNSで写真を共有することがすっかりお馴染みになった今日この頃、2015年に注目されているのが『動画・ショートムービー』を利用したキャンペーンです。流行に敏感で、インフルエンサーが多いプラットフォームがInstagramなので、Instagram及びFacebook及びTwitterの全てで参加が可能というクロスプラットフォーム応募キャンペーンが増えていくこと予想されます。
(参考)Instagram動画の知っておくべき5つの特徴と基本的な撮影方法
http://nanapi.jp/101590/(外部サイト)
Facebookの場合、写真投稿コンテストを実施しようとすると、ユーザーにFacebookアプリのインストールを義務付けることになります。Instagramであれば、Twitterと同様に、「#キャンペーンハッシュタグ ※重複しないタグを設定する」のようなハッシュタグを付与するだけで、キャンペーンに参加させることができます。
(参考)海外で人気があるハッシュタグのランキングサイト
HashTags on Instagram http://top-hashtags.com/instagram/(外部サイト)
大きく5つのプロモーションガイドラインがあります。
プロモーションガイドライン
参考URL:Instagramプロモーションガイドライン(外部サイト)
http://help.instagram.com/179379842258600
STEP1:キャンペーン趣旨説明+ハッシュタグで画像取得 ↓
キャンペーンTOP(WEB)では、キャンペーン趣旨・参加方法、中央にユーザー投稿写真の一覧、
撮影された場所を地図上にプロットするコンテンツを準備。指定のハッシュタグに関わる写真を掲載。
STEP2:WEBページ上で応募者データの保存をする ↓
応募ページ(WEB)では、応募フローやルールを明記。企業アカウントがある場合、
フォローを必須にすることも可能です。応募フォームは当選連絡の為、DBに保存します。
STEP3:Instagram内で投稿してもらい、画像のタグを収集する ↓
Instagram内で、写真撮影+フィルター+ハッシュタグを付けて、投稿してもらいます。
STEP4:WEB上にルールに沿って表示する ↓
WEBページの個別写真(緑色)や位置情報(薄ピンク色)上に、ONの写真のみ掲載。
●画像(写真) | ●タグ |
●コメント内容 | ●コメント回数 |
●投稿時間 | ●テキスト (投稿者が入力した内容) |
●ユーザー名 | ●プロフィール写真 |
●画像エフェクト名 (Normal、Valenciaなど) |
●いいね回数 |
1:特定のハッシュタグのみを表示する
2:特定のテキストのみを表示する
3:特定の画像エフェクト名で編集された画像のみを表示する
4:●件以上のいいね回数がついた画像のみを表示する
↓
DBに貯めた情報をWEB側の表示で応用する場合
(1)「1:キャンペーンのハッシュタグ」でかつ、「3:特定の画像エフェクト」のものを表示する
(2)「1:キャンペーンのハッシュタグ」でかつ、「4:人気があるいいね画像」のものを表示する
などが、WEB側の表示において利用が可能です。
現在、InstagramのAPIを利用することで、フォローボタンを表示することが可能です。フォロワーを増やしたい場合は、貴社アカウントをフォローしていない人には「フォローを訴求」し、既にフォローしている人には「フォロー済み」を表示。
現在、Instagram内には、ダイレクトメッセージ機能がありますが、お互いフォローしていることが条件です。また画像付きでやり取りが必須なので、連絡通知と言う目的には不適切です。
ゆえに、WEB上で応募完了をさせる必要があります。
InstagramのAPIのパーミッションで、ユーザーID(表には見えていない数字)の把握が可能です。この『ユーザーIDを取得することで、STEP3のInstagram内のユーザー投稿画像と紐付けることが可能』です。
現在、InstagramのAPIで外部(WEB上など)から、Instagramの中へ画像を投稿することが出来ません。(Instagramの世界観、フィルターなどの操作手順を実施してもらいたいという狙いがあるようです)
ゆえに、画像の投稿はInstagramの内で行ってもらう必要があります。
ハッシュタグの新設の際は、『ユーザーが分かりやすく』、『入力しやすく』、『使われていない』ハッシュタグを選ぶ必要があります。
こちらの ハッシュタグを検索 から確認することができます。
InstagramのAPIで取得できる画像に含まれる情報
●画像(写真) | ●タグ |
●コメント内容 | ●コメント回数 |
●投稿時間 | ●テキスト (投稿者が入力した内容) |
●ユーザー名 | ●プロフィール写真 |
●画像エフェクト名 (Normal、Valenciaなど) |
●いいね回数 |
1:特定のハッシュタグのみを表示する
2:特定のテキストのみを表示する
3:特定の画像エフェクト名で編集された画像のみを表示する
4:●件以上のいいね回数がついた画像のみを表示する
管理画面内で、写真単位で「ON・OFF機能」の切り替えが可能です。
テーマに合った写真をONにすることで、WEB上にみんなでつくるInstagramのアルバムができます。
■三菱地所 「Marunouchipix」
「綺麗な風景やイベントだけでなく、丸の内で見つけた意外なものなど」をハッシュタグを付けて投稿。テーマが身近で参加ハードルが低く、圧倒的な投稿を誇る応募型キャンペーン。
事例詳細はこちら
■シュウ ウエムラ みんなで作るセレブ猫投稿コンテスト
「みんなで作るセレブ猫」というテーマのとおり、Instagramで撮影した画像が、セレブ猫の一部となるユーザー参加型キャンペーン。 2つの公式アカウントをフォローすると応募完了。
事例詳細はこちら
■ Friskis & Svettis(アメリカのスポーツジム)
頑張ってる自分をアピールするために、ジムの鏡の前で撮影する行為を利用。鏡越しに写真を撮ってもらうために「反転プリントTシャツ」を配布し、ハッシュタグをつけて投稿。
事例詳細はこちら
■その他事例公開中!
Instagramキャンペーン事例まとめ をご覧ください。
Instagram(インスタグラム)上でハッシュタグと@メンションを用いた応募型キャンペーンを低価格で実施することが可能なツールです。
貴社サービスや商品に合ったデザインカラーを選択できるデザイン変更機能を準備しており、豊富な見せ方が可能です。各デザイン一覧と、デザインの特徴を解説しています。
自社サイト(オウンドメディア)上で、Instagramのハッシュタグ付き画像を自動収集・表示するサービスです。滞在時間の向上、ユーザーの声を見える化。